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8割の釣り人が間違えた超難問クイズ!画像の魚の名前は?

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釣り人は魚を目にする機会が多いので、魚の名前に詳しいと自負している方も多いのではないでしょうか?

ですがそんな魚の名前に詳しい釣り人の方でも、約8割の方が名前を間違えてしまうような魚がいるんです。

そこで今回は、そんな魚の名前にまつわる難問クイズを紹介します。

【正答率20%】この魚の名前は?

では問題です。

この魚の名前は何でしょうか?

こちらは筆者が海で船釣りをしている時に釣った魚です。

恐らく海釣りをしている方であれば、大半の方が見たことがあると思うのではないでしょうか?

体色は赤や茶色系で、大きな頭が特徴的な魚です。

回答発表!気になる名前は…?

回答を発表します。

恐らく多くの釣り人の方が「カサゴ」だと思ったかと思うのですが、残念ながらカサゴではありません。

さて、気になる画像の魚の名前は

ウッカリカサゴという魚。

不思議な名前をしている魚ですが、調べてみると「うっかりするとカサゴと間違えてしまうから」というのが名前の由来だそう。

実は長い間カサゴと同種だとされていたのですが、1978年に別の種として分類されたようです。

「釣りの知恵袋」なるフィッシュのInstagramでも同じクイズを出題したのですが、回答者150名中ウッカリカサゴと回答したのが31名(約20.7%)という結果となりました。

カサゴとウッカリカサゴの違いは?

実際にウッカリカサゴとカサゴを並べてみました。

一見、違いのないように見える両者ですが、実は見分け方のポイントは大きく分けて二つあります。

その① 側線付近の模様に縁取りがあるか

まず一つ目が、側線付近の白い模様に縁取りがあるかどうか。

まずはカサゴの模様を見てみると

白い模様の部分に縁がないのに対して、ウッカリカサゴはというと

白い模様の周りにしっかりと縁があります。

なので模様を確認した時に、縁があればウッカリカサゴだと判断できます。

その② 胸鰭の軟条の本数

模様の縁以外にも見分け方があり、それが胸鰭の軟条の本数です。

実はウッカリカサゴとカサゴでは軟条の本数が違っていて

カサゴの軟条が18本以下なのに対し

ウッカリカサゴが19本以上と、ウッカリカサゴの方が本数が多いです。

ヒレの軟条の数までいちいち数えるのは手間ですが、模様での区別が難しい時には軟条の数を数えるのが正確かと思います。

気になる味の違いは?

ここまで外見がそっくりなカサゴとウッカリカサゴですが、食べた時の味に違いがあるのか気になっている方もいるのではないでしょうか?

ということで実際にカサゴとウッカリカサゴを食べ比べてみました。

まずは両者を捌いて見の色を確認してみると

どちらもきれいな白身で見た目の違いはなさそうです。

ではこちらを刺身にして食べてみることに。

右がウッカリカサゴ、左がカサゴの刺身です。

まずはカサゴから食べてみると

根魚特有の淡白な味わいと程よい弾力があり美味しいです。

続いてウッカリカサゴの刺身です。

見た目で見分けがつかないレベルで似ているのですが、いざ口に入れてみると

とても美味しいのですが、肝心の味の違いはよくわかりません。

両者ともにとても美味しいのですが、流石は近年まで同種として扱われていたというだけあって、味もとてもよく似ていますね。

人によってはウッカリカサゴの方が味が薄いと感じられるようですが、筆者にはあまり違いが感じられませんでした。

今回はカサゴと非常に良く似たウッカリカサゴについて紹介しました。

釣り人の方でも見分けるのが難しい魚なので、知り合いに魚に詳しい方がいれば出題してみてはいかがでしょうか?

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