プレーオフ初戦は投手3冠フェッドが6回12K 4位NCが2位KT相手に先手を取る<韓国KBOリーグ>
公式戦2位のKTウィズが4位NCダイノスを迎えたプレーオフ第1戦は、ワイルドカード決定戦と準プレーオフを勝ち上がったNCが9-5で勝利し先手を取った。NCはここまでポストシーズン5戦全勝。
NCは初回に4番ジェイソン・マーティンの犠飛で1点を先制すると、2回には7番オ・ヨンスの左中間へのソロホームランで追加点を挙げた。さらにNCは3回に2点、4回に4点を挙げ、4回までに8-1と大きくリードした。KTは9回裏2死で8番ペ・ジョンデが満塁ホームランを放つも及ばなかった。
NCの先発エリック・フェッドは、10月16日の試合で打球を右腕に受けて以来の登板。フェッドは持ち前の150キロ台前半のツーシームと130キロ台中盤のスイーパーで、KTの1~5番の右打者から三振の山を築いた。フェッドが6回までに奪った三振は12個。98球を投げKT打線を3安打1失点に抑えた。
フェッドは今季30試合に登板し20勝6敗、防御率2.00。三振209個を奪って最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得し、外国人初の投手3冠を手にしている。
プレーオフは5戦3先勝制(上位チームへのアドバンテージなし)。31日もKTの本拠地・スウォンで第2戦が行われる。
◇10月30日(月)の結果
・プレーオフ第1戦
KT 5 - 9 NC(スウォン)
勝:フェッド
敗:クエバス
◆「NCパク・ソクミンが引退」
サムスンライオンズの連覇に貢献し、NCでも活躍した内野手のパク・ソクミン(38歳)が現役引退を発表した。通算269本塁打を記録し、2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表入りした。
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。