厳寒のシベリアから日本へ。越冬のために飛来する白鳥たちが過ごす「白鳥飛来地」が日本の各地にあります。
私は北海道帯広市と埼玉県川島市の白鳥飛来地を訪れたことがあります。

今日は、高崎市にもある！鏑川白鳥飛来地をご紹介します。

鏑川白鳥飛来地　どこにある？

高崎市と藤岡市の間を流れる鏑川に新しい橋「新鏑川橋」が完成しました（令和2年10月竣工）。従来からある「鏑川橋」より少し下流です。

アクセス道路も開通し 土手上のサイクリング・ウォーキングロードも整備され、山並みが見渡せる気持ちの良いエリアとなりました。

新鏑川橋から450ｍほど下流までの区域に「鏑川白鳥保護地域」の看板が立っています。この一帯が「鏑川白鳥飛来地」のようです。（GoogleMap）

白鳥は「一度驚かすと再来しません。3月の北紀行までご協力下さい」と呼びかけています。見学者も責任重大です。

高崎＊鏑川で冬を越す白鳥たち

■ 2月9日(木) 16:00頃　晴れ・冷たく強めの風

新鏑川橋の少し下流に土手へ登れる場所があります。周辺に駐車場が無いため安全そうな場所にほんの短時間停車して土手から白鳥を探すと…居ました！
白鳥は早朝と夕方に会えるようなので16時に行ってみたのですが、遠目ですが会えました。

近くまで行きたかったのですが、後日駐車できる場所を探して出直すことにしてこの日はこれにて帰宅。

■ 2月11日(土) 15:30～16:00 晴れ 暖かく風弱し

前日降った雪もすっかり溶けてぽかぽか陽気。
準備万端で再訪しましたが…白鳥がいません。たくさんのカモがのんびり泳いでいるだけ。
白鳥をアップで撮影したかったのですが念願叶わず残念。。

地元の詳しそうな方によると（餌を探しに行ったまま）帰ってこない日もあるそうです。
白鳥飛来地では毎日会えると思っていたのですが、そうでは無いことがわかりました。

「鏑川白鳥を守る会」のブログでは、毎日の白鳥飛来数を確認して公表しています。
私が白鳥に会えた2月9日は「飛来数 80羽」で多い日だったようです。

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飛来する白鳥たちに綺麗な環境で越冬してもらおうと 2007年に会員250人で結成された環境保護団体『鏑川白鳥を守る会』のご尽力に感謝をお伝えしたいと思います。

皆さまも3月上旬の北紀行までの間に シベリアからやってきた白鳥に会いに「鏑川白鳥飛来地」へ出かけてみませんか？