熱中リスクを回避できる?【ワークマン】1900円「暑熱バンド」1ヵ月の使用感を正直レビュー
ワークマンが労働寿命の延長をめざすために設立した「快適ワーク研究所」さまざまな現場の方にむけた製品を、企業や大学と共同開発することにより先端技術が盛り込まれた機能性抜群のものがたくさん生まれています。今回はその中のひとつ、暑い夏を快適に乗り切るために注目されている「暑熱バンド」を一か月使用した感想をレビューします。
簡単に腕に付けておくだけのスマートウォッチのようなもので、本体裏のセンサーを体に密着することで、深部体温と脈波を計測し、肌に密着したセンサーから体内のコンディションを計測してくれるものです。熱中症リスクをフラッシュライトと、バイブレーションで知らせてくれるアイテムになっています。熱中症は、初期段階での症状を見逃しがちになります。このワークマンの「暑熱バンド」はアラート機能付きなので、適切なタイミングで知らせてくれるので休憩や水分補給を促してくれるのです。農作業してるとついつい時間の経過を忘れて作業に没頭してしまうことがあり、水分とってない!休憩してない!ということがあり、気が付いたときには、身体がだるかったり頭痛くなっていたりすることも多いのですが、これは事前にそれをお知らせしてくれるということなので、屋外での農作業をしてる私には最適!ということで家族それぞれ1ヵ月使用してみました。
屋外での農作業に着用
もちろん屋外での農作業で使用してみました。まず、最初の難関がバンドの装着です。何が悪いのかよくわかりませんが、非常にバンドが使いづらいというか、止めずらくて、何度も何度もやらないとすべって穴に入らないという状況でした。
これだけの猛暑での屋外作業では、腕も汗だくになるので仕方ないのですが、すぐに赤ランプの警告がでてしまうのです。そしてタッチスイッチで止めようとしてもまったく感知せず。さらに、スイッチが入っているのかよくわからないということもあります、知らず知らずのうちに、OFFになっていたこともありONOFFの感知がわかりにくいのが残念な感じです。
私は透明なバンドを使用していたので、汗が入ると黒くなり非常にわかりやすいのですが30分に1回程度、バンドから本体をはずして汗をふいてバイブレーションを止めるという作業を繰り返ししていました。汗がバンドと本体の間に入り誤作動を起こしているのだろうと、何度も拭いて装着してを繰り返してましたが結果、やはり汗が入りやすいために、どんどん感知が悪くなり、警告ランプも振動もまったくしなくなりました。数分で汗が入り込んでしまうこの季節は、厳しい結果になりました。そこまで汗をかかない作業をしてるときならば、快適に使用できたのですがやはりリスクチェックをするには夏場の汗はつきものなので、こまったものです。帰宅してしっかり汗を拭きとれば、また快適に使えました。
屋内でもリスクをお知らせ
熱中症は、屋内でも起きることから部屋の中でも使用してみました。エアコンがきいてる部屋では「グリーン」「イエロー」の表示なので、きちんと測定できているのだと思います。ただ、寝ている間、エアコンつけてる部屋なのですが夜中にバイブレーションが鳴りビックリして飛び起きたことが何度かありました。あとでわかったことですが、電池残量が少ないときには、最後バイブレーションが1回なってから電源が落ちると記載があるので、そのときだったかと思います。
生活防水のみで、完全防水ではありませんという注意書きがあるので、汗だくになる作業現場では誤作動が起こるのは仕方ないことなのかもしれません。そう意味でも、すぐに汗がたまる外作業のときには最近は使用せず屋内のみで使用しています。
こちらの商品は、店舗に箱パッケージに入って販売されています。
※ワークマンに「暑熱バンド」の提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
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※この記事には個人の見解を含みます。
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☆「暑熱バンド」の詳細は過去記事 色がお知らせしてくれる新商品【ワークマン】1900円で熱中症のリスクを回避「暑熱バンド」