【長崎市】トルコライスの聖地「ツル茶ん」《昔懐かしトルコライス》がぶっちぎりに美味しい!
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かつて国際貿易港だった長崎では、和洋中のそれぞれの料理店で、歴史に彩られた老舗が脈々と引き継がれています。
今回紹介する「ツル茶ん」は、九州最古の喫茶店として、大正14(1925)年に創業した長崎洋食界の老舗。トルコライスの聖地として、観光客が長蛇の列をつくる光景は、今や長崎の風物詩といえるでしょう。
以下、長崎を代表するグルメSPOT「ツル茶ん」から、
昔懐かしトルコライス
元祖長崎風ミルクセーキ
の2大定番メニューを、98年の歴史に彩られたレトロな店内とともにご紹介します!
ツル茶ん 98年の歴史
- 初代店主が考案した「長崎風ミルクセーキ」は、昭和3(1928)年に販売を開始。
- 現在の看板メニュー「トルコライス」は、昭和32(1957)年に初登場。
壁に掲げられた「歴史表」を眺めると、昭和10(1935)に長崎で初めてランチを提供するなど、郷土の歴史とともに歩んできたツル茶んの歴史を俯瞰できます。
「レトロな内観」は、喫茶店を超えた観光名所
• 1階:テーブル席 × 26
• 2階:テーブル席 × 44
モダンでゆとりのある内観は、大正ロマンに包まれたサロン風の空間です。
大正・昭和時代のツル茶んは、ブルジョワや文化人、知識人で大いに賑わい、フランスの社交場のような雰囲気に満ち溢れていたそうです。
女性像、レトロマッチコレクション、柱時計、蓄音機などがセンス良く展示された店内は、当時の華やかな雰囲気を今に伝えます。
坂本龍馬や岩崎弥太郎など、長崎ゆかりの偉人の資料コーナー。
壁一面を埋め尽くした有名人のサインと創業当時の古写真は、長崎随一の歴史と知名度を誇るツル茶んらしさに満ちたコレクションです。
以上、他の来客の迷惑にならない程度に、ツル茶ん自慢の展示物をお楽しみください。
メニュー表
トルコライスは豪華11品をラインナップ。
原点にして最高傑作「昔懐かしトルコライス」1,580円
ツル茶んデビューなら「昔懐かしトルコライス」一択でオーケーGoogle。ツル茶んオールスターズのなかで、ポークカツ、ナポリタン、ピラフで構成された唯一のトルコライス ノーマルver.です。
さらに「元祖長崎風ミルクセーキ」を追加すればパーフェクト。
トンカツとピラフをマホガニーに染める「特製カレーソース」。
「まろやかで厚みのあるコク」と「舌の奥に感じるやさしい刺激」とが、キレイに調和した喫茶店カレー。辛さlevelはゼロ。圧倒的ゼロ。
「肉厚ポークカツ」は、揚げたてサク☆サクで提供。とろける脂身とキメの細かい肉質とで口の中が春らんまん。
バター風味が食欲をかき立てる「ピラフ」に、
ケッチャプがたっぷり絡んだ、どこか懐かしい「ナポリタン」。
舌が踊り、胃袋が歌い出すワンプレート遊園地「昔懐かしトルコライス」。B級グルメの装いながら、中身は98年の洋食スキルが詰まった「極みのグルメ」でした!
トルコライスの〆に「元祖長崎風ミルクセーキ」780円
「元祖長崎風ミルクセーキ」は、飲み物ではなく、食べ物。ちょっと何言ってるか分からない「食べるミルクセーキ」。
日本へは、西洋から幕末に伝わった「飲むミルクセーキ」。
それから創業間もないツル茶んで、牛乳を錬乳に替え、レモンを加え、ミルクセ-キとかき氷を融合させた「食べるミルクセーキ」が、初代オーナー川村岳男氏より考案されました。
それから時がたち、夏の風物詩から長崎ご当地スイーツへと定着した「長崎風(食べる)ミルクセーキ」(通年提供)。
トルコライスとのツイン長崎名物をキめるのは、今やこれは長崎体験アンビリバボー。(※ボリューム的に厳しいなら、ハーフサイズ420円で。)
エピローグ
トルコライスやミルクセーキの名店として、あまりに有名なツル茶ん。
それに加え、大正ロマンに溢れたレトロな内観も、見応えダダ漏れな必見ポイントです。観光客はもちろん、長崎市民も(他の来客の迷惑にならないように)ピークタイムをずらして、ツル茶んのレトロコレクションを眺めてください。
外観・場所
浜町アーケードを南に抜けた「油屋町商店会」に入りすぐ。
店舗情報
住所:長崎県長崎市油屋町2-47 駐車場なし
Googleマップ(外部リンク)
営業時間:10:00~21:00(L.O)
定休日:無休
電話番号:095-824-2679
公式サイト・公式SNSなし
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