佐賀市駅南本町、佐賀銀行本店近くにある居酒屋「酒肴吉井」。

もともと呉服元町にあった居酒屋「吉井商店」で、移転して開いたお店だそうです。

気になるのが一般的なお店より圧倒的に低い入口。

背の高い方だとしゃがむような姿勢でないと、通れない高さです。

不思議な入口を抜けると、店内は広々としていて、厨房を囲むようにL字型のカウンターがあります。

炭火の焼き台や、調理台が目の前にあるので、お刺身を捌く様子や料理の盛り付けを間近で見ることができます。

お店の方との距離も近く、肩肘張らない雰囲気で料理人との会話を楽しみながらお食事をいただけます。

店内奥には個室のテーブル席もあるので、落ち着いてゆっくり食事をとりたい時や、グループで来店したときにはこちらが良さそうです。

豊富なメニュー

メニューは和食中心で、だし巻き卵やエイヒレ炙りといった定番のおつまみのほか、佐賀牛ステーキや三瀬鶏唐揚げといった佐賀の名産を使った一品も。

炭火で焼き上げる、銀たらの西京焼き、かますの幽庵焼きなど焼魚も美味しそうです。

お刺身にはカワハギの活き造りも。実際に目の前で捌く様子を見ることができたのですが、まだ生きているカワハギを豪快に捌く姿は圧巻で、盛り付けも美しかったです。

今回は珍しい「黒豚スパイス揚げ」を注文。

とんかつとは別物で、黒豚のバラ肉を薄い衣とスパイスで揚げています。

お肉は柔らかくジューシーで、黒豚の甘みがじゅわっと口いっぱいに広がります。

添えられている薬味（七味、レモン、柚子胡椒）と一緒にいただくことで、さっぱりといただけました。

こちらは「じゃこきゅうり」。

じゃこの塩気がみずみずしいきゅうりとマッチして、ついつい手が伸びる一品です。

この日は2軒目で利用したので、あまりたくさん食べられませんでしたが、美味しそうなメニューがたくさんあったのでまた次回伺いたいです。

不思議な入口が抜けた先には、料理が出来上がる工程を肌で感じられるライブキッチンと店員さんとの会話を楽しめる心地よい空間が広がっていました。

気になる方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

酒肴吉井

• 佐賀県佐賀市駅南本町２−１
• 0952-48-0380
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