心肺機能が弱ると現れる"5つ"の不調!-心肺機能の重要性とは?
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「心肺機能が低下すると現れる"5つ"の不調」を解説していきます。
今回の目次
- 心肺機能とは?
- 心肺機能が低下するとどうなる?
- なんで心肺機能が低下するの?
- 最後に(心肺機能を高めるために)
【1】心肺機能とは?
心肺機能とは「肺」で取り入れた酸素を、「心臓」がポンプとなり、血液に乗せて全身に運ぶ働きのことです。
細胞に運ばれた酸素は、エネルギー(ATP)を作るために必要となります。
【2】心肺機能が低下するとどうなる?
心肺機能が低下すると、酸素を十分に届けることができません。
これにより細胞は虚血(きょけつ)となり、様々な不調が現れることがあります。
虚血…血液が十分に供給されない状態。 いわゆる酸素不足のこと。
様々な不調がありますが、今回は代表的なものを5つに分けて紹介します。
①動悸・息切れ
心肺機能が低下すると、酸素を十分に届けることができず、息切れが起こります。
また、そのなかで心臓が頑張って働くため、動悸(ドキドキする)が起こりやすいです。
②疲れやすい
酸素が不足することで、エネルギーを作ることができず、疲れやすくなります。
例えば、少し階段を登っただけですごく疲れる。ということがあります。
③むくみ・体重増加
心肺機能が低下し、血液の流れが悪くなることで、余分な水分が蓄積し、むくみやすくなります。
このように余分な水分が蓄積することで、体重が増加することがあります。
※この場合の体重増加は「水分」であり「脂肪」ではありません。
④立ちくらみ
心肺機能が低下しているなかで、急に立ち上がると、脳への血流が低下し、立ちくらみが起こりやすくなります。
急に起き上がらず、足首を動かしてから立つと良いでしょう。
⑤内臓や筋肉の不調
例えば、筋肉が虚血状態になると、肩こりや腰痛が起こりやすくなります。
また、腎臓への血流が悪くなることで、腎機能が低下してしまうこともあります。
個人差はありますが、このような症状が現れることがあります。
【3】なんで心肺機能が低下するの?
心臓や肺は絶え間なく働いているため「加齢」により機能が低下しやすいです。
しかし、そこに+αとして下のようなことが加わると、より機能が低下しやすくなります。
- 塩分の摂り過ぎ…高血圧を招き心臓に負担がかかる
- 運動不足or過度な運動…過度な運動の繰り返しは心肺機能に負担がかかる
- 長期臥床(ちょうきがしょう)…長期間の入院や寝たきりなどは心肺機能が低下しやすい
- ストレス
- 栄養不足(低栄養状態)など
【4】最後に(心肺機能を高めるために)
心肺機能を高めるために、大切なのは「適度な運動」です。
強度が低めの運動(水泳やジョギングなど)を30分〜1時間ほど行うことをおすすめします。
目安として「軽く息が切れる程度の強度」にすると良いでしょう。
最後までご覧頂きありがとうございました!