京都市中京区・創業年不明!? 映画セットのような老舗洋食店でいただく大人さまランチ!
京都市内は久しぶりに雪が積もりまして、道路も電車も大混乱でした。子どものころは、雪が降ると聞いたらうれしいだけでしたが、大人になるとそうも言ってられませんね。
というわけで、今日紹介するのは前から気になっていたお店。府庁近くへ行ったときに、その店構えから「行きたいな〜」と思っていた洋食屋さんです。最初の印象と違わず、とてもいい感じのお店でしたよ。
こちらが「洋食 白扇」さん。テントの色使い、窓のアイアン、ショーケース、タイル、どこをとってもとてもいい感じ。写真には写ってませんが、もう少し上には店名の文字がありまして、これもまたグッとくる書体になってますので、行かれる方は必見です。お店の場所は、烏丸丸太町交差点から少し西あたり。最寄り駅は地下鉄の丸太町駅、烏丸丸太町交差点から徒歩1〜2分くらいのようです。
店頭のメニューがこちら。おお、カレーライスがワンコイン! カツカレーでも700円。そして注目すべきはトンカツ定食。同じカツ系メニューにも関わらず、この価格の違いはなぜ?
横の黒板にも注目です。日替わりのサービス定食は700円。エビフライにハンバーグ、コロッケって、なかなかの洋食オールスターっぷり。今日はこれにしちゃおう、と思いつつ、さらに横に目をやると……。
ショーケースはこんな感じ。プライスタグ、フルーツ、人形などがディスプレイされてますが、食品サンプルはゼロ。これまたなんともいい感じです。では、早速店内へ。
店の奥から撮らせてもらってますが、入り口すぐ左手のカウンター、その前に置かれた石油ストーブ、そしてやかん。さらにレースのカーテンに味のあるテーブルとイス。映画やドラマのロケに使ってもバシッとハマりそうなめちゃめちゃいい雰囲気でしょ!
店内にはカラフルな手書きのメニューが貼り出されております。洋食店なのに、日本酒があるところもステキ。
そしてホワイトボードには、本日のランチが。「お得ですよ!」のコピーに「お得ですよね!」と心のなかで答えて、サービス定食をオーダーしました。ちなみにこの奥が厨房になってまして、写真中央に写ってるお盆に、オーダーした定食が載せられるというわけです。
味変アイテムはこんな感じ。白い針金製のカゴがこれまたなんともスキなし! って感じです。
待つことしばし。サービス定食700円がやってきました! 文字で内容はわかっていたものの、こうやって洋食オールスターズが一つのお皿に盛られると、思わずニンマリしてしまいます。さらにちょっと考えて気が付きました、エビフライ、ハンバーグ、コロッケだけではないことに! ナスのフライ、そしてミンチ、野菜の入ったオムレツも載せられているじゃあ〜りませんか!! 「お得ですよ!」のコピーに偽りなし。ちなみに小皿はキャベツの浅漬け?と大根の炊いたんというラインナップ。お味はどれも初めて食べるのに、なぜだか懐かしさを感じさせてくれる味わい。雰囲気バツグンの店内で、ほっこり洋食をおいしくいただくことができました。
帰り際、お店の方にいつごろから営業されているのかお聞きしたところ、「昭和の……うふふ」ということで、はっきりした創業年はわかりませんでした。が、かなりの歴史があることは、お店の雰囲気から明らか。なんちゅうかしみじみ、ほのぼのおいしい洋食をいただくことのできるこちら。近くにお立ち寄りの際はもちろん、目指して行っても、その雰囲気に大満足できること間違いなしですよ!
洋食 白扇
住所/京都市中京区丸太町通室町東入る道場町3
営業時間/11:30ごろ〜13:30ごろ
定休日/日曜