8月上旬台風 夏休みの沖縄・動向に注意
【8月上旬 沖縄は台風に注意】
8月の沖縄は台風や熱帯低気圧が影響する可能性があり、夏休みで沖縄旅行を計画している方は8月上旬の台風情報に注意が必要です。
【日本の南東海上で雲の渦が出来やすい】
現在、日本のはるか南東海上で雲が渦を巻いて熱帯低気圧が発生しやすい状況となっています。
日本の南海上は海水温が平年に比べてやや高い状況となっており、今後熱帯低気圧が発生すると日本の南海上まで発達しながら進み、8月上旬のタイミングで沖縄の南に達する可能性があります。
【台風12号の後追いの可能性は?】
台風12号は今月下旬、沖縄・大東島地方を暴風域に巻き込みながら北上、その後九州の西に進み、長崎・佐世保市付近に上陸しました。局地的に暴風・大雨の荒れた天気となり、暖湿気流の影響で西日本で不安定な天気となりました。
沖縄付近に進む台風は太平洋高気圧の西縁に沿って進む為、高気圧が西へ張り出すほど、台風の北上のタイミングが遅れ、沖縄付近を西寄りに進みます。
夏の南海上は広く高気圧に覆われ、台風は沖縄を西寄りに進む事も多くなる時期ですが、今年は高気圧の張り出し具合にばらつきがあり、8月上旬に高気圧の縁がどこに位置しているかが沖縄付近の台風進路を決めるポイントとなりそうです。
沖縄の夏は台風シーズン真っ盛りです。沖縄旅行を計画している方はこまめに台風情報をチェックして下さい。