ジャッジも大谷もホームランはなかったが、ジャッジは打点を挙げる。大谷と打点王を争う選手たちは…
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、それぞれ、51本と45本のホームランを打ち、各リーグの本塁打ランキング・トップに位置している。
ジャッジは、8月25日の1試合2本塁打を最後に、11試合続けてホームランが出ていない。ただ、ア・リーグ2位のアンソニー・サンタンダー(ボルティモア・オリオールズ)とは10本以上の差があり、ここからホームランが増えなくても、本塁打王を獲得できそうだ。
また、ジャッジの125打点は、2位のホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)より19打点多い。
大谷も、本塁打王は間違いなさそうだ。2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に、8本差をつけている。オズーナは、ジャッジ以上にホームランが出ていない。8月21日から9月7日まで、17試合も途絶えている。
一方、大谷が打点王を獲得できるかどうかは、まだわからない。9月6日のホームランで100打点に到達し、トップのウィリー・アダメス(ミルウォーキー・ブルワーズ)に並んだが、7日は4打数0安打に終わり、打点も(盗塁も)なし。アダメスは、30本目のホームランを打ち、シーズン101打点とした。
アダメスと大谷に次ぐ、3位のオズーナは98打点のままだが、その下にいるカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)やマニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス)も侮れない。2人とも、9月6日に3打点、7日は1打点を挙げている。シーズン全体の打点は、93と90だ。
9月7日を終え、シーズン20本塁打以上の選手は、以下のとおり。
テイラー・ウォード(ロサンゼルス・エンジェルス)は、9月7日に22本目のホームランを打った。レギュラーシーズンが終わるまでに、あと1本打つと、2022年の自己最多に並ぶ。
なお、シーズン19本塁打の選手は、鈴木誠也(シカゴ・カブス)ら、14人を数える。