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肌年齢−14歳。美容のプロの朝のルーティン

遠藤幸子美容研究家/美容ライター
肌年齢−14歳。美容のプロが続けている朝のルーティンとは?

お付き合いいただき、ありがとうございます。エイジング美容研究家・美容ライター遠藤幸子です。

遠藤幸子の活動実績は、こちら

数年前までPMSの症状で、生理前のみ不眠になることに長らく悩まされた筆者。その頃は肌のハリ・弾力が低下して、ほうれい線、顔のくすみが目立つ顔をしています。

5年少々かけてここまで変化。この間美容医療は一切なし。ほぼセルフケア。
5年少々かけてここまで変化。この間美容医療は一切なし。ほぼセルフケア。

それ以外にも見た目が老けてしまった原因はあるのですが、以来睡眠の質向上や肌のトーンアップを目指し、さまざまな取り組みをしてきました。

今回は、数年かけてたどり着いた筆者の朝のルーティンを紹介します。

美容のプロが続けている朝のルーティン

(1)ベッドの上で軽いストレッチ

時間に余裕のないときなど手と足を伸ばすだけのときも
時間に余裕のないときなど手と足を伸ばすだけのときも

ダイエット中なので、代謝を少しでも上げる行動を取っています。寝起きのストレッチもダイエット目。

といってもギリギリまで眠っていたいので、そう時間をかけることはありません。寝ながら左右に身体を捻るようなストレッチや膝を抱えて両足を伸ばすようなストレッチを簡単に行う程度。

時間がないときには軽く身体を伸ばすだけでもその日の行動が軽やかになるように感じ、続けています。深呼吸もセットで行います。

(2)うがいや歯磨き

時間に余裕があれば歯磨きを
時間に余裕があれば歯磨きを

眠っている間に口の中には雑菌が繁殖しています。そのまま飲食することは体内にそれらを取り込むこと。朝は必ずうがいか、時間に余裕のあるときは歯磨きをしてからスタートいています。

(3)手を洗ってから肌チェック

起床して顔を洗う前に必ずしているのが、肌チェック。清潔な手で肌に触れ、つまみ、明るい場所で鏡を見ます。

これを習慣にしていると、吹き出物ができそう、この部分の毛穴が汚い、ハリが低下している、乾燥しているかもというように、肌の状態が把握できます。

肌の状態を把握したら、それに応じたをスキンケアを行っています。

(4)洗顔

すすぎの温度は32〜35度程度
すすぎの温度は32〜35度程度

家族がいると、シャワーにちょうどいい熱めの温度に設定されていることがあります。必ずお湯の温度を確認してからが、洗顔前のルール。

乾燥肌の私の洗顔方法については、下記のInstagramに投稿しています。興味のある方は、ぜひご覧ください。

洗顔料は、その日の肌状態や気分に応じて使い分けています。ストックしている洗顔料はその時々で変わりますが、洗浄力が強すぎないものを選ぶようにいています。

5)スキンケアしながら白湯を飲む

朝1杯の白湯からスタートするのは、10年くらい続けている習慣
朝1杯の白湯からスタートするのは、10年くらい続けている習慣

忙しい朝はスキンケアも手早く済ませたくなるもの。けれど、丁寧に保湿した肌は紫外線の影響を受けにくくなるだけでなく、化粧崩れもしにくくなります。

また、化粧水や美容液を次から次へとなじむ前に塗ってしまっては、本来の効果を得られない可能性があります。なじむ時間を設けて、ひとつひとつを丁寧に塗ることを心がけています。

スキンケアをこのタイミングで行う際は、時間がある程度かかるので、白湯を飲みながらにしています。

寝ている間に人はコップ1杯ほどの汗をかくといわれています。白湯はそれを補うためと、食事の前に内臓を温め、朝食の消化を助けることを目的としています。

スキンケアの最後には日焼け止めを必ず塗っています。

(6)カーテンを開けて朝日を浴びる

屋外に出て朝日を浴びるのは難しいため、カーテンを開けて朝日を浴びている
屋外に出て朝日を浴びるのは難しいため、カーテンを開けて朝日を浴びている

朝をどのように過ごすかが実は睡眠の質に大きく関わってきます。朝スキンケアを済ませたらカーテンを開け、30分程度朝日を浴びます。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、14〜16時間程度後に眠気を感じるようになるといわれています。

(7)朝食

娘のお弁当と家族の朝食を作り終えてから自分の朝食を摂ります。固形物を摂取するのは体重管理の関係もあり、1日8時間以内と決めています。そうすることで胃腸にメンテナンス時間を設け、その働きをよくする効果を期待してのこと。

朝食には、具なしのお味噌汁やバーミックスで完全に液体にしたスープを。

トリプトファンを多く含む食品を朝食で摂ることも睡眠の質向上に役立つと言われているので、飲むヨーグルトやヨーグルトをよく混ぜた状態で口にしています。

(8)朝食後にコーヒーを飲む

家事と朝食を終えた頃、大体起床から1時間程度経過しています。このタイミングで、低脂肪乳を少しと、シナモンを一振りしたコーヒーを飲んでいます。

午前に集中して原稿を書きたいので、コーヒーではなく紅茶のこともありますが、覚醒を継続させる目的でこのタイミングで飲んでいます。

(9)読書や自分と向き合う時間を作る

朝は、1日の始まり。家族が外出した後の自分だけの時間を大切にしています。たとえ10分でも読書や自分と向き合う時間を作るようにして、心を整えています。

自分と向き合う時間に行うのは、感謝日記をつけることと、これから自分がどうしたいのか見つめること。日記帳やノートなど必ず紙に書き出すようにしています。

まとめ

あまりにルーティンが複雑だったり、取り組む数が多かったりすると、続けるのが面倒になりがち。

また、家族と暮らしていると自分の思うような行動が取れず、ルーティンにこだわるとイライラの原因になってしまう可能性があります。

その日の状況に合わせてときに妥協しながら無理のない範囲で行うことを心がけています。

一美容のプロの朝のルーティンとして、下記の記事とあわせて参考にしていただけますと幸いです。

肌年齢−14歳。美容のプロが続けている夜のルーティン

Instagramでは、45歳からの若返りを意識した美容情報を発信しています。愛用品も紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけますと幸いです。

筆者のInstagramのアカウント
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ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介
ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介

美容研究家/美容ライター

アットコスメ編集部の公認のビューティストに認定されたのを足掛かりに、2014年よりエイジング美容研究家・美容ライターとして活動を開始。スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持し、All About化粧品・コスメ ガイドも務める。雑誌や企業のウェブサイト、ウェブメディアなどにて美容記事の執筆・監修を行うほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、コスメブランドのインフォマーシャル、広告などにも出演。日本抗加齢医学会正会員。ゆらぎ世代とも言える40代が、楽しみながら年齢を重ねるための美のヒントを発信中。

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