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使うなら何色? 1本持っていると超便利な『グレーの蛍光ペンにしかできない一推しウラ技』大公開!

オダギリ展子事務効率化コンサルタント

こんにちは。
事務効率化コンサルタントのオダギリ展子です。

私は、「ミスを未然に防ぐことができれば(それをリカバーするためのムダな時間が発生しないので)、業務が効率的になる」という自身の考えに基づいて、デスクワークの効率UPにつながる情報を発信しています。

今回は、蛍光ペンのインク色の違いによって発生するお得な情報をご紹介したいと思います。

そもそも、蛍光ペンのインクの色に関しては、何色を選んで使っても、ソレは個人の自由と思うのですが、自分の好きな色を選んでいたら、その色が目に入るたびにモチベーションがアップして、仕事や勉強のプラスになっているでしょう。

そして、黄色の蛍光ペンを使っているなら、「モノクロのコピーではその色が反映されない」という特性を活かして、書類などの原本に〔原本〕、〔Orig.〕などと記載することによって、原本の誤用を防ぐこともできるのです。

今回、先に結論を書いてしまうと、お手持ちの蛍光ペンにぜひ加えていただきたいと思うのが「グレー」の蛍光ペンです。

▲「マイルドライナー」のマイルドグレー。おだやかな色合いで目がチカチカしない。サンプル提供:ゼブラ
▲「マイルドライナー」のマイルドグレー。おだやかな色合いで目がチカチカしない。サンプル提供:ゼブラ


このグレーという色は、私個人としては嫌いではないですが、どう贔屓目に見ても「華やかさ」とは無縁のように思います。

そして、実際に黄色やピンクなどの蛍光ペンでマークしてみると、いかにも「重要」という感じがするのに対して、グレーはそうではなく、むしろその逆のような……。

「終わった感」や「放出感」のようなモノが味わえるせいか、かねてより文具通の間では、ToDo の消し込み用として人気があったようです。

▲色によって受ける印象の違いを比べてみてください
▲色によって受ける印象の違いを比べてみてください


このToDoの消し込みに適しているというのは、グレーの大きな功績ですが、ココでその双璧としてオススメしたいのが、「薄墨のペン」の代わりとしての使用です。

▲上:1本で濃墨・薄墨が筆記可能な慶弔用のペン 下:「マイルドライナー・マイルドグレー」(ゼブラ)
▲上:1本で濃墨・薄墨が筆記可能な慶弔用のペン 下:「マイルドライナー・マイルドグレー」(ゼブラ)


必要なときに慶弔ペンが見つからなかったり、薄墨色のインクのほうが早くなくなったりしたときに重宝するでしょう。

▲それぞれのペンで「弔」という字を書いてみました
▲それぞれのペンで「弔」という字を書いてみました


日頃よく使う文具でも「代用」できるモノがないか、探してみると面白いかもしれませんね。



撮影:オダギリ展子

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事務効率化コンサルタント

特許および貿易事務の業務に携わり、事務業務のリスクヘッジや効率化のノウハウを身につける。その結果、過去の担当者の月100時間を超える残業をゼロに! 皆様のデスクワークの効率UPにつながる情報を発信したいと思います。著書に『働くあなたにピッタリのモノが見つかる! スクールステーショナリーガイド BOOK』(学事出版)、『デスクワーク整理術』(三笠書房、知的生きかた文庫)、『事務ミスがない人の図解整理術〔書類・メモ・データ〕』、『デスクワーク&整理術のルールとマナー』(日本実業出版社)など。

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