ファン待望の限定麺がカップ麺に復活?「飯田商店 にぼしらぁ麺」をレビュー
「飯田商店 にぼしらぁ麺(煮干しラーメン)」を食べてみました。(2023年5月23日発売・東洋水産)
この商品は、神奈川県湯河原町の名店“らぁ麺 飯田商店”で以前、限定メニューとして提供されていた“煮干しらぁ麺”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、煮干しをベースに豚や昆布の旨味をバランス良く合わせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせた染み渡る醤油スープに仕上げ、そこにつるっとした食感と小麦の風味が香り立つ独自製法のノンフライ麺が絶妙にマッチした臨場感の高い一杯、“飯田商店 にぼしらぁ麺”となっております。
では、今回の“飯田商店 にぼしらぁ麺”がどれほど煮干しの旨味や香りを引き立てた染み渡る醤油スープに仕上がっているのか?豚や昆布の旨味はもちろん、厳選して配合された醤油ダレ、ほんの僅かに平たくしたことでスープとの馴染みまで考慮されたノンフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(114g)当たり352kcal。
食塩相当量は6.4gです。
次に原材料を見てみると、旨味重視と香り重視の煮干しを使用し、豚や昆布の旨味を丁寧に利かせた出汁スープに厳選した“かえし(醤油ダレ)”を合わせたことでシンプルながらも複雑で繊細な味わいを再現、非常にサラッとした淡麗系の醤油スープではありますが、じんわりと染み渡る奥行きがあり、豚の旨味エキスによって醤油の角が取れた最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりに液体スープを加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、2種類の煮干しをはじめ、豚や昆布の旨味を丁寧に利かせた上質な出汁スープに拘りの“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチし、シンプルで王道なテイストではありますが、また食べたくなるような…しっかりとした味わいがカップ麺として気軽に楽しめる洗練された一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は東洋水産の独自製法によるノンフライ麺が採用されており、もっちりとした弾力としっかりとした噛み応えのある強いコシを兼ね備え、噛むほどに美味しい小麦の風味が香る仕様となっており、2種類の煮干しをベースに豚や昆布の旨味を丁寧に利かせ、拘りの“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチしたコク深い醤油スープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る煮干しの出汁や豚・昆布による繊細な味わいなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの焼豚以外にメンマ・“ねぎ”が使用されていて、特に2枚使用された焼豚からはほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、単品で味わうというより、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます。
スープは、2種類の煮干しをベースに豚や昆布の旨味をバランス良く合わせ、醤油に拘った“かえし(タレ)”が絶妙にマッチしたことで口当たり優しくもじんわりと染み渡る煮干しの旨味が引き立ち、まろやかでありながらもキリッとした塩気や魚介の旨味によって繊細な味わいをカップ麺に再現、まさに王道を行くメリハリのある醤油スープで、名店の期間限定メニューが気軽に楽しめる飽きの来ない仕上がりとなっています。
ということで今回“飯田商店 にぼしらぁ麺”を食べてみて、神奈川県湯河原町の名店“らぁ麺 飯田商店”で期間限定メニューとして提供されていた“にぼしらぁ麺”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯は、2種類の煮干しをベースに豚や昆布の旨味がコクをプラス、さらに旨味を伴うキリッとした“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチしたことによって安定感のある味わいを引き立て、そこにもっちりとした弾力と強いコシを併せ持つ特製ノンフライ麺が食欲をガツンと満たす臨場感の高い一杯となっていました。
やはり“飯田商店”監修の一杯は何かに突出しているわけではありませんが…ひと味違いますね!スープ・麺ともに丁寧な仕上がりで、煮干しを利かせた定番の醤油ラーメンでありながらも醤油そのものに拘り、もちろん飽きる要素もありませんから、かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
飯田商店 にぼしらぁ麺(煮干しラーメン)!2種類の煮干しを丁寧に利かせたファン待望の一杯