【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part 277:ランチは温かいもの! 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
さっそくですが、今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお届けしていきますよ~!
韓国ドラマには、どんなドラマでも食事のシーンが必ずといっていいほど出てきますよね。
今回は、そんな食事に関する不思議を3つ紹介していきます!
それでは、一緒に見ていきましょう♪
「ランチはみんな一緒に温かいものを食べる!」
みなさんは、ランチタイムをどのように過ごしていらっしゃいますか?
自分のデスクで持参したお弁当を食べたり、コンビニで買ってきた物を食べたり、時には近くのお店に食べに行くこともありますよね。
一人で食べることもあれば、誰かと一緒に食べるときもあったり、さまざまだと思います。
韓国はというと、ランチタイムは食堂でお昼を食べる人が多いんですよ~!
ドラマのなかにも、お昼になると職場のみんなで一緒に社員食堂に行くシーンがよく出てきますよね。
会社での仕事や人間関係を描いた「ミセン」というドラマでも、主人公のチャン・グレが同僚と一緒に社員食堂でお昼ご飯を食べているシーンがありましたよ!
韓国では、食事はできたての温かいものを食べるというのが一般的です。
また、韓国には昔から食事は一人ではなく、みんなで一緒に食べるという文化があります。
最近では「혼밥(ホンパプ)」、いわゆる「ひとり飯」という言葉が流行したこともありましたが、昔の名残から今でもランチはみんな一緒に食べることが多いんですよ。
そんな韓国の人たちに人気のランチメニューのひとつに「백반(ペッパン)」というものがあります。これは日本でいう「定食」のことで、熱々のチゲにキムチやナムルといったおかずが数種類ついてきます。
お昼を適当に済ませず、しっかりとした食事でパワーチャージをして、また午後から仕事を頑張る!というのが韓国のランチスタイルなんですね~!
それでは、次です!
「夏バテ防止!暑い日にこそ熱々の料理を!」
韓国には、「이열치열(イヨルチヨル)/以熱治熱」という言葉があります。
これは「熱を持って熱を治す」という意味の四文字熟語です。
この言葉が表す通り、韓国には、暑い夏にこそ熱い料理を食べて暑気払いをするという習慣があるんですよ。
その代表的な料理が「参鶏湯(サムゲタン)」です。日本でも滋養食として、よく知られていますよね。
日本でも土用の丑の日には、栄養のあるウナギを食べる習慣があります。
それと同じように韓国にも、参鶏湯を食べると良いとされている「복날(ポンナル)」という日がありますよ。
この「복날(ポンナル)」は、7月から8月にかけて、なんと計3回もあるんです!
3回もあったら、夏バテ知らずで過ごせそうですよね笑
ちなみに「복날(ポンナル)」には、日本と同じようにウナギを食べることもあります。
日本の習慣と似ていますね!
もうひとつ見てみましょう!
「おかずは、いくらおかわりしてもOK?!」
韓国の食堂に行くと、キムチやナムルなど、数種類のおかずをサービスで出してくれます。
実はこのおかず、基本的にはおかわり自由なんです!
韓国では「ご飯食べた?」が挨拶代わりに使われるくらい「食」というものを大切に考えています。
そして、たくさんの料理で相手にお腹いっぱいになってもらうというのが韓国のおもてなしのスタイルなんですね。
そのような食文化の背景があり、どのお店も基本的には、おかずはおかわりが自由にできます。
さらに、出された料理は少し残すのが礼儀とされているんです!
日本では、反対に出された料理は残さず食べるのがマナーとされているので驚きですよね!
しかし、韓国では、残さずに全部食べきると、作った人に対して「足りなかったのかな?」と思わせてしまうこともあるんですね。
そのため、少しだけ料理を残して「もうお腹いっぱいで食べきれないくらい、充分に料理をいただきました。」という気持ちを表します。
あまりにもたくさん残してしまうと「料理が口に合わなかったのかな…」と相手に思わせてしまうので、気を付けなければいけません。
ただ、最近はSDGsの観点からも食品ロスが問題視されているので、残さず食べても良いという意見もあります。
これは日本にもいえることですが、時代の流れと共に礼儀に対する考え方やマナーも変わっていくかもしれませんね。
いかがでしたか?
今回は、韓国の食に関する不思議を3つ紹介しました!
日本と似ている習慣もあれば、真逆の考え方もあってビックリですよね~!
こういった日韓の文化の違いは、知れば知るほど面白いですね。
それでは、また次回の「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をどうぞお楽しみに~♪