そうなんです。筆者は、万歳三唱を言いたくなるほどの「いちじく好き」の一人です。
幼少期には「いちじく好きなの？変なの。」と韻を踏んだフレーズを頻繁に浴びせられてきました。しかし、どうにもこうにも、いちじくの美味しさに、相変わらず万歳三唱なのです。

さて、今回ご紹介する「いちじく好きが万歳三唱」をしたくなる魅力的なパンを販売しているのは、東松島市 矢本の「パン工房 コナリナ」。
既に多くのメディアに取り上げられるほどの有名店になりつつある、街のちいさなパン屋さんです。パンが無くなり次第、終了となってしまうため、とにかく「コナリナ」のパンを食べたいとなったら、さあ！急げ、さあ行くぞ！早め早めが肝心です。

その「コナリナ」で筆者が実際に食べて、うんうん、と頷きながらその美味しさに感銘を受けたパン。それは「フィグ・エ・フロマージュ」。
見た目は、非常にシンプル。ふにゃっと軽く曲げられた柔らかな三日月型に、美しいゴールデンブラウンの焼き色。そしてちょっとの小麦粉のお化粧。
一見、素朴すぎて、お客様はトングを鳴らしながら素通りしてしまいそうな、そんな第一印象。だが、筆者はネームプレートの「フィグ」という片仮名に、すぐにアンテナが反応！
(※「フィグ」は、いちじくの英語表記'Fig'をカタカナで表記したもの)
素敵なパンを購入して「コナリナ」を後にし、ふとガラスに映った自分の姿を見ると、そこには、なんとも言えない笑顔の筆者がいました。

上から見るとやや小さめサイズに感じたのですが、横から見ると結構厚みがあります。
中身のいちじくを想像してしまうほど、重量感もあります。
ナイフで切って断面図を・・と思ったのですが、いちじくなので見映えがあまりはっきりとしないため、今回は言葉で表現をします。

噛むと、非常にかみごたえのある、もっちりとした弾力のある生地。しかしながら、表面はパリッとしているところが香ばしく、美味しさのポイントなっています。
そして、生地の弾力を楽しんでる合間に、コクのあるなめらかなクリームチーズが登場。
爽やかな甘さ（酸味と甘みのある感覚）の最中に、やって来ました、いちじく独特の芳醇な香りと、実と種の面白い食感。

うんうんと頷く仕草をしてしまいます。やっぱり、とても美味しい◎嬉しい時などに、無意識に万歳三唱したくなるのは不思議な人間の行動の一つですね(筆者だけかもしれない)。
やはり一番のポイントは、いちじくもそうだけれども、このしっかりとしたかみごたえと、表面パリッの香ばしい生地だなぁと、筆者は感じました。

さて、今回は、東松島市 矢本「パン工房 コナリナ」の今が旬のいちじくのパン「フィグ・エ・フロマージュ」をご紹介しました。読者の皆さんも、パンが売り切れになる前に、是非お試しください。

名称：パン工房 コナリナ
商品名：フィグ・エ・フロマージュ 1個 290円
住所：東松島市矢本字大溜229-3-3
営業時間：10:00 - 18:00 ※パンがなくなり次第終了
定休日：日曜日、月曜日