【ゴルフ】9種類の弾道の法則 それぞれのショットでのクラブヘッド軌道とクラブフェース向き
9種類の弾道
弾道は9種類ある。「ストレート」「フェード」「ドロー」「プッシュ」「プッシュスライス」「プッシュフック」「プル」「プルスライス」「プルフック」の9種類。
昔はヘッド軌道の方向にボールが打ち出される、とされていたが、弾道測定器TRACKMAN(トラックマン)の登場により「打ち出し方向はフェースの向きが7~8割程度(ヘッド軌道は2~3割程度)決める」ことが解明された。9種類の弾道のヘッド軌道とフェースの向きの関係が分かるようになったのだ。
打ったショットのヘッド軌道とフェースの向きの関係が分かることで、ショットの方向やスイングの調整をしやすくなる。また、インテンショナルに球を曲げる際に必要なことを理解しやすくなる。
弾道は打点も影響するが、打点を踏まえない場合(打点がフェースの芯を前提とした場合)、それぞれの弾道のヘッド軌道とフェースの向きはどうなっているかについてイラストで解説する。
それぞれの弾道の法則
①ストレートボール
②フェードボール
③ドローボール
④プッシュボール
⑤プッシュスライスボール
⑥プッシュフックボール
⑦プルボール
⑧プルスライスボール
⑨プルフックボール
感覚と実際は異なる
感覚と実際起こっていることは異なる。弾道の法則を知らないと、左右に曲がるショットの修正(調整)など、結果に対する対処を正しく行うことができない。
例えば左にボールが飛んだ場合。実際はフェースの向きが原因であるにも関わらず、感覚的にヘッド軌道の影響によって左に飛んだとしてしまうと、間違った取り組みをしてしまいかねない。実際、左にボールが飛んだ場合、多くのゴルファーは「ヘッド軌道がアウトサイドインになった」と、決めつけてしまいやすかったりする。インサイドアウトでも、フェース向きが左向きであれば左にボールが打ち出されるにも関わらずだ。
「クラブヘッド軌道とクラブフェース向きがどうなるとどういう弾道になるか」を理解することで、正しい取り組みをしやすくなる。効率的に上達するために弾道の法則を理解しておきたい。
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