【アンガーマネジメントは効果あり?】怒りがあなたの人生を破壊する 今すぐやめたほうがいい5つの理由
こんにちは。赤田太郎の仕事に役立つ心理学です。
私は、普段大学で研究や心理カウンセラーとして、あなたの毎日に役立つこころの健康についてお伝えしています。インスタも遊びにきてください!(外部リンク)
今日は、イライラで起こる問題の解決法について考えます。私たちが受けるイライラの影響について学んでいきましょう。
怒りを最高の友だちにして自分の力に!
イライラする生活から解放されます。
自分の怒りで困っている
周りの人の怒りで困っている
あなたの愛する人への怒りを軽減したい
イライラによる「代償」について理解しましょう
なぜアンガーマネジメントを行う必要があるかについて考えましょう
怒りで失ったものはありますか?
あなたは、自分の怒りが何か大切なものを破壊していることに気が付きましたか?
あるいは誰かの怒りによって何かを破壊されましたか?
正直なこころの怒りの感情は、避けなければならない法律はないですが、「避けた方が良い理由」についてお話しします。
理由その1 怒りは人間関係をダメにする
「対人関係」を損なうこと。その失われるものは「良い関係」が多いとされます。
対象は…
「子ども」「配偶者」「友人」「同僚」
という親しい間柄…が多いのです。
対人関係が悪くなると
↓
相手を批判しがち
意見が合わなくなったら妥協や調整を拒絶
↓
関係がなくなったときに、その代償に気づく
表面上分からなくてもすでにあなたの信頼はなくなっています
理由その2 怒りは職場で嫌われる
職場は、欲求不満になることが多いところです。あなたの忍耐力を試している場所といえます。
もし、あなたが爆発しやすい気性であるなら…
周りの人はあなたを嫌います
怒りはあなただけが満足するものです。あなたが怒りのはけ口を持つことは気分が良いかもしれないですが、一緒に働く人たちは、全く気分が悪いものです。
職場の怒りは業務に妨げになります。
あなたの怒りへの対応に時間とエネルギーを費やすことになるので、最大の問題としては、業務の改善に力を向けることができなくなるのです。「気遣い」ばかりで仕事にならなくなってしまいます。うまくいかない別の理由を考えられなくなってしまうのです。
理由その3 怒りは暴力を誘発する(小林,2014)
怒りを制限するもう1つの理由は、怒りが暴力(攻撃性)を引き起こしやすいから。
哲学者(ストア派)のセネカは、
といいます。
あなたは、怒りの最高潮の時に冷静な知性的な判断ができて、それが最も有効な結果をもたらすと思いますか?
冷静な判断をすることは、かなり難しいのが現実です。
理由その4 怒りは心臓疾患を引き起こす
緊急反応で緊急事態を乗り越えようとします。
「闘争ー逃走反応 fight-or-flight response」(Canon,1929)と呼ばれています。ストレスや脅威を乗り越えるために、筋肉の緊張、心拍、呼吸、代謝などの増加させて対応します。
現代社会はストレス社会です。そのストレスが慢性化すると、心臓血管系にダメージを与え、心臓疾患を誘発します。
理由その5 怒りは人生を破壊する
「すれ違いざまに肩が当たっただけ」
些細なトラブルで、重大な暴力行為を行い、これまで築いてきた地位や職業、家族を一瞬で失う人がいます。
怒りの感情が高ぶって交通トラブルが犯罪行為に発展する現象を「ロードレイジ road rage」と呼びます。
クルマの運転をすると、人は怒りやすいのです(松浦,2017)。高速道路を運転する時は、スピードを出して移動することで脈拍や血圧が上がるなど、神経が高ぶり、より感情的になりやすくなります。
「覚醒水準が高い状態」で運転していると、ほかの車が割り込んできたり、進路を邪魔されたりすると怒りの感情が出やすくなります。
怒りは結果としてさまざまなものを失う
- 関係の喪失
- 失職
- 身体的損傷
- 財産の破壊
- 告訴・投獄
- 心臓疾患
- 罪や恥の感覚
他人を批判し続けるなら、この数年後、あなたはどうなるでしょうか?
親しい人の間で怒りをぶちまけるよりも受容的で柔軟になることで、おそらくあなたは今後幸せになれるでしょう。
アンガーマネジメントをぜひ始めてください。私の動画がきっと参考になります!このチャンネルでは、日常生活や仕事上で役立つ心理学の知識や解決方法について、情報をお届けしています。
解説動画をアップしていますので、YouTubeについてもご確認ください。YouTubeチャンネル「赤田太郎の仕事に役立つ心理学」はこちらから!(外部リンク)
よろしければ、フォローと チャンネル登録をよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!