【世田谷区】ニューオープン!台湾出身のパティシエが作る焼き菓子の店『HEIDI’S BAKE』
最近魅力的な店が増殖中の世田谷区・瀬田エリアに、2023年8月、新たにスイーツ店が誕生しました。
国道246号と環状8号線が交わる瀬田交差点から徒歩すぐの場所にオープンした「HEIDI’S BAKE」(ヘイディズベイク)は、台湾出身のパティシエが作る焼き菓子の店。今回はオーナーの新しい店にかける思いを含め、店の様子をご紹介します。
フォトスタジオの一角にカフェをオープン
瀬田交差点を二子玉川方面に向かってすぐの場所にある「HEIDI’S BAKE」ですが、ビルの2階にあり、入口は表通りから少し入った場所にあるため初めて訪問した時には場所が少し分かりづらいかもしれません。ビルの1階は宅配弁当屋になっており、店につながる入口の前には写真の看板が設置されているのでそれを目印にしてください。
店内に入ると、おや?カフェスペースが見当たりません! 実は同店はフォトスタジオの一角の、入口を入って右手、日当たりの良い窓際のスペースにあります。イートイン、テイクアウト両方可能ですが、一部イートイン専用メニューもあります。
店名は台湾出身のオーナー・ヘイディさんの名前がその由来で、銀座にある二つ星フレンチレストランでパティシエとして修行を積み、今年の春に晴れて日本の永住権を取得できたことから、兼ねてからの夢であった自分の店をオープンさせたそうです。
定番スイーツに台湾のテイストをプラス
全てその日の朝に店内で作られた焼き菓子は、定番スイーツに台湾のテイストを加えたオリジナル菓子が目立ちます。
写真は人気商品の「台湾炭焼ウーロン茶シュークリーム」(370円)。素材のひとつとして使われている台湾の手焙煎ウーロン茶は、台湾で茶葉の美味しさを最大限に引き出すとされている「龍眼(りゅうがん)」の炭で手焙煎されたもので、そのまろやかな甘味と豊かな香りがスイーツの素材としても秀逸。さらにフランスのグランマルニエ(オレンジのリキュール)を加えた一品は、まさにヘイディさんだから作り出せる一品です。
「台湾風エッグタルト」(280円)も人気の一品。エッグタルトは香港やマカオのイメージが強いですが、台湾風にアレンジされた同店のエッグタルトは口当たりがサクサクで中身はトロトロ、まさに「口福」を感じさせてくれる一品です。
ヘイディさんが「これから店の看板メニューにしたい」と力強く語るのが「フィナンシェ」で、写真のプレーン(290円)のほか、パイナップルをキルジュ酒に漬け込み、そこにかすかな甘さとスパイシーな香りが特徴のピンクペッパーを使った大人の味わいが特徴的な「パイナップルピンクペッパー」(330円)など、常に数種類が店頭に並んでいます。
フィナンシェはフランス語で「お金持ち」を意味する言葉なので、手土産にしても喜ばれそうです。
イートインではドリンク類も見逃せない!
商品はイートイン、テイクアウト共に可能ですが、イートインではアレンジメニューを楽しむこともできます。
写真は「焼き菓子アイスサンド」で、フィナンシェにバニラアイスクリームとミックスベリーソースを絡めたもの。焼き菓子料金にプラス300円でいただけます。
ドリンクはブレンドコーヒー(450円)といった一般的なカフェドリンクのほか、台湾東部原産でマスカットのような甘い味わいが特徴の「蜜香紅茶」(500円)といった、同店ならではのドリンクも用意されています。
日差したっぷりの店内で心豊なひとときが過ごせる
メニューは、一部季節によって変わるものもあるそう。平日は地元のお客様が中心ですが、オープン間もないにもかかわらず、その味の評判を聞きつけて週末には遠方から足を運ぶお客様も増えているといい、今後は通信販売を始める予定もあるそうです。
ヘイディさんが惚れ込んだという、たっぷりと日差しが降り注ぐ店内で、美味しいスイーツを食べてほっこりしたひと時を過ごしてみませんか?
名称:HEIDI’S BAKE
住所:東京都世田谷区瀬田2丁目27-6 三立ビル2階
アクセス: 東急田園都市線用賀駅から徒歩9分・二子玉川駅から徒歩12分(駐車場なし)
営業時間:10:00~売り切れ次第(16時前)
定休日:不定休
公式サイト:https://www.instagram.com/heidi_bake/
支払い方法:キャッシュレス決済のみ