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ホークス東浜2度目ブルペン、もう座らせた!「最初にしては良かった」

田尻耕太郎スポーツライター
ブルペン前にキャッチボールを行う東浜投手(筆者撮影)

今季中の復帰を目指す

 復活ロードをまた前進した。

 東浜巨投手が24日、筑後でのリハビリ練習で2度目のブルペン投球を行った。前回19日には約10球の立ち投げだったが、それ以来のこの日は捕手を座らせた状態で約30球を投げ込んだ。

 6月に右肘を手術。復帰過程を考えれば、まだ立ち投げで球数を増やしてもいい段階だが、東浜は早くもGOサインを出した。

 「(捕手を座らせて)最初の投球にしては良かったと思います」。東浜はまずまずといった表情で話したが、見守った斉藤学リハビリ担当コーチや球団スタッフの方が本人以上に手応えあるボールに感じていた。「肩を休めたことで、しっかり肩が上がる状態で投げることが出来ている。今の段階で、5月の頃よりもいい球が行っていた」と斉藤コーチは目を丸くした。

 シーズン半ばで手術を行って現在は投球を再開しているということは、もちろん今季中の復帰を目指しているからだ。「試合で投げられるかどうか決めるのは首脳陣やトレーナーさんたちです。ただ、僕は行けるという準備をしていくだけです」と決意を口にする表情は明るかった。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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