にんじんは「上下で味が違う!!」料理人がどうしても伝えたい【使い分けとは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!!
皆さん「にんじん」は好きですか?
にんじんといえば…子どもが嫌いな野菜ランキングで上位に入るのではないでしょうか?
そんな、にんじんですが「使い分け」があるのをご存知ですか?
『使い分け?なんだそれ』と思ったそこのあなた!!!皆さんが思うより、にんじんというのは奥深い野菜なんです。
今回は私、料理人が皆さんにどうしても伝えたい!にんじんの「使い分け」があります。この記事を読んだ後、にんじんが苦手なあなたも、もしかしたらにんじんが大好きになるかもしれません。
では、今日の内容に入りましょう!
◆上下で味が違う!
知っていましたか?にんじんは上下で味が違うことを!
『どこが上で…どこが下なの?』と首を傾げている方もきっといると思うので分かりやすいよう、上に画像を貼っておきました。
「尖っているのが下部」と覚えると覚えやすいです。そして、この上下では味が違うのです。具体的にどのように違うのか?また、どのような料理に最適なのか?それぞれ、詳しく見ていきましょう。
◆「上部」の特徴
上部というのは…葉っぱが付いていた部分の事です。そして、上部には味の特徴があります!
【味の特徴】
味が濃くて、香りも濃厚
この特徴を踏まえた上でのオススメ料理は…「煮物」や「スープ」
◆「下部」の特徴
続いて…下部はどうでしょうか?
【味の特徴】
柔らかく、みずみずしい!
この特徴を踏まえた上でのオススメ料理は…「サラダ」
また、料理の「飾り付け用」として使うのもオススメ!!
◆おまけ
最後に、ここまで読んで頂いた方に驚きの事実をお教えします。
にんじんに皮はありません!
にんじんの本当の皮と呼べる部分は、出荷前の処理工程でほとんどが剥がれ落ちている事をご存知でしたか?
では、普段私たちが剥いているのは一体なんなのか?あれは…「内鞘細胞」と呼ばれる、薄い膜になります。
そして、この内鞘細胞というのは超栄養豊富です。確かに食感がやや悪くなるデメリットがあるものの、食べた方が体には嬉しいです!
【もっと学びたい】
私は「X」で毎日、役に立つ情報を発信してます。
気になる方は下のツイートを押して、覗いてみてね!