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やらないと後悔する。キャンプの帰宅後に必ずやるべき4つのこと

きき酒師・渡邉彰大の「自然と酒の余暇」きき酒師/日本キャンプ協会インストラクター

キャンプから帰宅したあとは、ホッとひと息ついてリビングで思いきりくつろぎたいタイミングかもしれません。

ですが、ふかふかのソファにダイブするのはもう少しお待ちください。なぜなら、次のキャンプの準備は、帰宅直後にはもう始まっているからです。

このタイミングでの適切な行動が、次回にかかる時間を劇的に減らします。

キャンプから帰ってきたタイミングは、次のキャンプをラクにできるボーナスタイムといえます。

キャンプから帰った後にすべき4つのこととは?

騙されたと思って、以下の4つに取り組んでみてください。ちょっと作業しておくだけで、次回のキャンプ時にラクができるでしょう。

(1)干すべきものを干す

帰宅後は、まず干すべきものを干しましょう。

ここで干すのを怠ると、カビが生えてのちのち膨大な時間を浪費することになるかもしれません。後回しにすればするほど面倒くさくなるので“今”やりましょう。

干すべきものは、以下のようなものがあります。

  • 寝袋
  • シュラフカバー
  • テント
  • 防寒用フェイスマスク

要は、湿気を飛ばす必要があるものは、帰宅後にすぐ干す必要があるのです。

(2)洗い物

洗い物も同様、このタイミングで行うのが一番時間がかかりません。

なぜなら、時間が経てば経つほど汚れが落ちづらくなるから。

調理器具はもちろん、ナイフなど普段あまり洗わないものも忘れずに洗っておきましょう。

(3)備品の発注

備品の発注をしましょう。

次のキャンプで困らないよう、備品の発注をしておきましょう。

使い切った消耗品は、確実に覚えている帰宅後にすぐ発注するのが鉄則!

ガス缶、薪、炭、などがよくある消耗品です。

ネットで日頃購入している方は、ショッピングサイトのアカウント内に買い物リストを作っておくと便利です。

(4)反省会をする

次のキャンプのために反省会をしよう。
次のキャンプのために反省会をしよう。

そして、夕食のときには、今回のキャンプを振り返ってみましょう。これをやっておくことで、次のキャンプがより良いものになります。

1日経つと記憶はどんどんあやふやになってしまうため、当日にしっかりと振り返っておくことが大切です。

1つのキャンプを終えて、

  • 今回やってよかったこと
  • あまりうまくいかなかったこと
  • あまり満足度が高くなかったこと
  • 新しくやってみたくなったこと

など、思うところがたくさんあると思います。例えば、

  • 足がやたら寒かったから防寒具を買おう
  • もっと薪が長持ちする焚き火の組み方はないかな?
  • 隣の人がトライポッドを自作していたので、自分もしたくなった
  • 肉を吊るして焼いてみたい
  • ローストビーフを作れるようになりたい

など、色んな感想が浮かんでくると思います。それらの貴重な情報をメモに書き留めるなどして、次回のキャンプにぜひ活かしましょう。

1つ上のキャンパーを目指そう

以上、キャンプの帰宅後にやるべきこと4つをご紹介しました。

まとめると以下のとおりです。

  • 干すべきものを干す
  • 洗い物は汚れがこびりつく前にすぐ洗う
  • 備品は覚えているうちにすぐ発注する
  • 当日中に反省会をする

キャンプの帰宅後はだらけがちですが、ここでやるべきことをやることで、次のキャンプが楽になったり、クオリティが格段に上がったりします。

みなさんも、自分だけの「帰宅後にやるべきリスト」を作って、1つ上のキャンパーを目指してみてください。

きき酒師/日本キャンプ協会インストラクター

「自然の中で、お酒をこの上なく美味しく飲む方法」を考え続けている人。きき酒師(日本酒ソムリエ)とキャンプインストラクターの資格を保有。日本酒以外のお酒もすごく好き。

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