【河内長野市】 暑い夏はやっぱりカレー!実は創業40年越え、老舗喫茶店レオの飽きのこないカレーは絶品
先日、私的な理由で市役所に行くときのこと、ちょうどお昼のピーク時間が過ぎたところなので、市役所に行く前に近くで食事をすることにしました。どこで食べようか迷ったのですが、以前から気になっていた喫茶店のことを思い出し、そのお店へ行ってみることにしました。
市役所の前の道を西方向に歩いています。とんかつの山田屋さんのある通りです。
こちらのカレー&コーヒーショップ レオさんを目指して来ました。
蔦(つた)がびっしりと壁を張っている外観は、どことなく歴史を感じます。
というわけで入ってみましょう。
店内は、数席のカウンターとテーブル席がふたつあります。午後1時過ぎと、お昼のピークタイムを過ぎていましたが、隣のテーブルにはサラリーマン風のお客さんの姿がありました。
こちらがメニューです。定食や焼きそば、スパゲティなど、喫茶店ご飯の定番がいくつかありますが、今回はやはりカレーをいただくことにしました。
カレーのメニューを拡大しました。どれにしようか迷いましたが、上にのっているふたつ、バタライカ850円とインディアンオムライス850円が気になったのでそちらを選びました。
席の横には、コミックが多数置いてあります。待っている間も良い時間潰しになりますね。
バタライカ850円です。バターライスに目玉焼きのトッピングで、ボリューム満点のカレーです。
さぁ、肝心のカレーを食べてみましょう。とろみの少ないさらさらとしたカレー、ひと口食べた印象はしっかりと深みのある味わい。どこか昭和を感じさせるような、昔ながらの大人のカレーのイメージです。
目玉焼きを横にずらしたところです。一般的なカレーのように白ご飯では無く、メニューに書いてあるバターライスが見えます。しかもルーの味を引き立てるために、ご飯そのものの味はあっさりと。これは確かに食べやすいなと思いました。
さてこちらはカレーに入れる辛味油ですね。実際にカレーに入れてみましたが、入れない前と比べて味がしまった気がしました。
インディアンオムライス850円です。ドライカレーを玉子に包んで、その周りにたっぷりのカレールーが入ったものです。こちらもボリュームがありました。
厚めに焼かれた卵の中は、薄黄色のカレー風味のご飯でした。
肝心の味わいですが、最初の一口は味がちょっと薄いかなと思いました。しかし、食べ続けているうちに口の中にカレーの旨味と香りをしっかり感じるようになり、逆に食べ疲れしない飽きない味だと思いました。
ランチタイムセット(11:00~15:00)だったのでプラス150円でコーヒーがいただけます。通常450円なので、かなりお得ですね。
ここで店主さんにお話しを伺いました。レオさんは、先代のお母さまが、40年以上前にこの地で創業。現在は息子さんが2代目として、それでもひとりで30年もお店をしているとのこと。
市役所の近くを選んで出店したのではなく、市役所が現在ラブリーホールのあるところから移転する前に、開業されています。その当時は周辺には何もなかったそうです。
カレーへのこだわりを伺ってみたところ、フルーティさを追いかけるのではなく、何度食べても飽きのこない味にしたいとの思いがあり、流行りのスパイスもあまり使わないそうです。
創業からのレシピをベースに、二代目のアレンジも加えた現在のカレーのルー、老舗店の鰻のタレのように、週に2.3回新たに継ぎ足しているそうです。
帰り際「もうすぐ雨が降るようなので、傘を貸しましょうか」と言ってくれました。今から市役所に行くので断ったのですが、そういった心遣いが長く続いているお店の強みなのかなと感じました。
そして、この原稿を書いているうちに「またすぐに食べたい!」と思うほど、美味しいカレーでした。
カレー&コーヒーショップレオ
住所:大阪府河内長野市西之山町10-6
TEL:0721-54-1950
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜日
アクセス:南海近鉄河内長野駅からバス 河内長野市役所前バス停から徒歩2分
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