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優勝ブレイブルーパスの来季展望【ラグビーのサブスク】

向風見也ラグビーライター
会見するブラックアダー(写真提供=東芝ブレイルブーパス東京)

 昨季のリーグワン1部を制した東芝ブレイルブーパス東京のトッド・ブラックアダーヘッドコーチが9月26日、会見した。リーチ マイケル主将と原田衛副将の続投のほか、新コーチへの期待などを口にしている。

 以下、共同会見の発言の一部(編集箇所あり)。

「また皆さんと会えて嬉しく思います。心待ちにしていました。ただ、皆さんは僕に会えて嬉しそうじゃなさそうですね。もうちょっと楽しそうにお願いします(場内で笑いが起きる)。先にすべきよかったですが、終わったらひとりひとりご挨拶させていただきます。で。毎シーズン、わくわくした気持ちでスタートを迎えています。その理由のひとつが、そのシーズンを率いる主将をアナウンスすることです。

 ちょっとありきたりな結果になりますが、その中でも何に自分がわくわくしているかも合わせてお伝えします。主将は昨年に引き続きリーチマイケル。最初は、また断られるかと思ったのですが、今年はリーチから『自分からやりたい』と。去年と比べてもっとよくできる部分があるよう。そのことには、私はもちろん、薫田真広ゼネラルマネージャー(GM)も嬉しく思っている。皆さんがご存じの通り、周りへのインスピレーションを与えるリーダーです。原田も昨季に続き副将です。

 他にも色んな細分化されたリーダーシップグループがありますが、そのなかでも松永拓朗がプレシーズンキャプテンになります。彼はまだ若いが、プレゼンスのある素晴らしいリーダー。リッチー・モウンガともいい関係を築いている。昨年のプレータイムでも貢献度が高かった。強心臓。このグループのプレシーズンを引っ張って欲しい思いです。将来的にはチームをキャプテンとして引っ張っていけるような器の選手。彼の名前を発表でき、誇らしい気持ちです」

 会見では薫田GMも参加。攻撃戦術を編む森田佳寿コーチングコーディネーターが、今年のラグビーチャンピオンシップに挑むニュージーランド代表の活動へ帯同できたことを報告している。それに関し、ブラックアダーは…。

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ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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