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2022年型CBR400Rはツアラーとして使うならマイナーチェンジ前と大きく変わらない

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

2019年にCBR400Rはモデルチェンジを実施しました。

ここ1,2年新しい排気ガス規制に対応するためにマイナーチェンジを実施するモデルが増えてきていますが、2022年にCBR400Rもその中の一台。

2019年に大幅に刷新されたばかりなのに、フロントフォークは正立から倒立に。更にフロントブレーキはシングルからダブルディスクに変化されました。

ユーザー心理としては、やっぱり改良された新しいモデルが欲しくなるところではありますが、実際に乗り比べてみたところ・・・

一般道を走るツアラーとして使うには、どっちも快適で大きな違いはないと感じました。

もともと車体が軽量でシングルディスクでも申し分のないブレーキ性能だったので、ダブルになるとガチガチに効く感じになるのかな?と予想していましたが、モデルチェンジ前と大きな違いは感じませんでした。

倒立フォークも剛性が少し増したように感じましたが、言われなければ気が付かないレベル。

逆に言うと、これって結構すごいことだったりするのですが、ブレーキはおそらくスポーツ走行でガンガンに効かせた時には違いが出るはずだし、剛性のましたフロントフォークもしかりです。

バイクは見た目やカラーリングも大事なので、前のモデルまであった白が欲しい。。。でも走行性能的に違いがあったら嫌だな・・・・

と思う方は、一般道で使う分には大きな差はありません。好みで選んでも大丈夫です。

逆に言えば新型を選んでも旧型を選んでも最高なので安心してください。

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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