『iPhone SE 2(iPhone 9)』は3月中旬発売で価格は45,800円? うわさ相次ぐ
アップルが2020年前半に発売するとうわさの『iPhone SE 2』についての情報が続々と出てきています。直近のうわさでは『iPhone SE 2』は3月中旬に発売され、価格は399ドルになるとの見方が有力です。
以前からうわさのあった『iPhone SE 2』
『iPhone SE 2』のうわさは以前から流れており、じつは2018年には開発中止の話も流れていました
しかし、2019年10月にアップル関連の著名アナリスト、ミン=チー・クオ氏が「2020年前半に発売される」との予測を発表後、ほかのメディアからもサプライチェーンからの情報としてうわさが流れ始めました。
そして2020年1月、米メディア『ブルームバーグ』による「2月から量産開始。早ければ3月にも発表」の報道を皮切りに、『日本経済新聞』や中国メディア『MyDriver』も業界筋からの話として同様の報道を行いました。
また、日本では日経新聞以外にも業界紙『日刊工業新聞』から、「ジャパンディスプレイが廉価版iPhoneの液晶を製造する」との驚きの報道がされています。
3月中旬発売で価格は399ドル
2月に入ってからは著名リーカーのEvan Blass氏(ツイートは現在鍵付きの非公開)や、米ニュースサイト『Fast Company』が「3月中旬に発売される」と伝えており、とくに『Fast Company』が「価格は399ドルになる可能性が高い」と伝えたことは大きな話題となりました。
仮に399ドルが事実であれば『iPad mini 5(2019年3月発売)』と同じ価格であり、アップルが為替レートを変更しなければ日本での価格は45,800円になると考えられます。
45,800円で最新の『iPhone』が買える。これは衝撃です。
スペックは『iPhone 11』とほぼ同じ
そうなると気になってくるのが『iPhone SE 2』のスペックです。いくら発売が新しくても、中身が古ければ意味がありません。
しかし、このスペックも上記で紹介したクオ氏の予測やほかのメディアからの情報によると優れています。
『iPhone SE 2』の予想スペック
詳しい予想スペックは次の通りです。
- 本体サイズは4.7インチで『iPhone 8』とほぼ同じ
- 液晶ディスプレイ
- 指紋認証「Touch ID」搭載
- 顔認証「Face ID」非搭載
- A13 Bionic
- 3GB RAM(メモリ)
- ストレージは64GB/128GBの2種類
- シングルレンズカメラ
- カラーはスペースグレー、シルバー、(PRODUCT)REDの3色展開
防水性能や機能についてはまだ明らかになっていないものの、『iPhone 8』の筐体に『iPhone 11』のチップを搭載したようなものです。
このことから『iPhone SE 2』は『iPhone 8』の後継機種だという見方もあり、名前は『iPhone 9』になるとも言われています。
『iPhone 11』とは機能面で違いがある可能性
こうしたスペックを見ると、もはや『iPhone 11』を買う必要がないのではと思う人もいるでしょう。
しかし、『iPhone SE 2』と『iPhone 11』にはいくつかの違いがあります。
一番わかりやすいのは、超広角レンズの有無です。『iPhone 11』には超広角レンズがありますが、『iPhone SE 2』はシングルレンズカメラになるとみられています。これは写真を多く撮影するユーザーからするととても大きな差です。
また、メモリも『iPhone 11』と比較すると1GB少ないため、最新のゲームアプリだと画面描写に差が出てくるかもしれません。
さらに機能面でも差がある可能性が考えられます。たとえば夜景の写真が綺麗に撮れるナイトモードは、『iPhone 11』にはあるものの『iPhone 8』では使えません。
『iPhone SE 2』にナイトモードが搭載されるかどうかのうわさは確認できていませんが、こうした機能面でも差をつけてくる可能性は十分に考えられます。
まあ実際のところアップルからの公式発表がないため、本当に『iPhone SE 2』があるのかどうかもわかりません。ただ、うわさやリークが本物であれば、早ければ3月中旬に『iPhone SE 2』を使える日がやってきます。