ロボット掃除機との上手な付き合い方。生活に取り入れるための3つの”ルール”
ロボット掃除機は間違いなく生活レベルを上げてくれる画期的なアイテムだが、生活への取り入れ方次第では「余計な出費」になったり、「場所を取る邪魔な存在」になってしまったりする。
本記事では、ロボット掃除機を生活の中に取り入れている僕が、ロボット掃除機を生活に取り入れるための”ルール”を解説する。ロボット生活を活用したいと考えている人は参考にしてもらいたい。
ルール1:ロボット掃除機は「労力を掛けずに70点の掃除をしてくれる存在である」と理解する
ロボット掃除機は、吸い取り掃除やモップ掃除を始めとした床掃除を代わりにやってくれるために存在する。初めてロボット掃除機を購入する人は「ロボット掃除機があれば床が綺麗になる」と期待しているはず。当然何もしない状態に比べて綺麗にはなるが、最高峰のロボット掃除機を使ったとしても、物理的に掃除ができない場所が出てきてしまう。
床にあるモノをどかしても、可動式棚の下は掃除ができない。わずかな隙間なども届かない。
「ロボット掃除機は床掃除を完璧にこなすことはできない」という現実を受け入れ、ロボット掃除機の担当、人間の担当を分けて考えることが重要だ。
ルール2:ロボット掃除機とコードレスクリーナーを併用する
ロボット掃除機が床掃除を完全にこなせないのであれば、当然ながら人間が使うためのコードレススクリーナーを用意したほうが良い。予算が限られている場合はクイックルワイパーや”コロコロ”(正式名称は粘着カーペットクリーナー、らしい)でも良いだろう。
「なんだよ、ロボット掃除機あってもコードレスクリーナーが必要なのか」と思うかもしれない。しかしロボット掃除機にすべてを託すつもりでいると、万が一コーヒー豆を床にぶちまけてしまったり、炊く前のご飯をぶちまけてしまったり、何かと掃除緊急性の高いトラブルの発生時に困る。やはり別途コードレスクリーナーがあったほうが便利なのだ。
さらにロボット掃除機は床以外の掃除ができない。階段やモノの上を掃除するにはコードレスクリーナーがあったほうがいいのだ。
「じゃあロボット掃除機なしでもいいじゃん」と思うだろう。それは違う。ロボット掃除機があることで、自分が掃除しなければならない場所が減る。その結果、掃除に取られる時間が減る。自由な時間が増える。そういう風に捉えれば、自然とロボット掃除機に愛着がわいてくるだろう。
ルール3:人がいないときに掃除をやってもらう
これは”ルール”というほどではないが、ロボット掃除機は人がいないときに動作させるのがおすすめだ。
最近のロボット掃除機は設定した日時に駆動するようにできるが、ロボット掃除機の床掃除効率を最大化するためには、床にあるものを除ける必要がある。スケジュールを忘れて駆動してしまう恐れがあるため、個人的にはスケジュールは設定せず、床にあるものを除けた上で掃除開始を確認した上で、外出するような使い方がおすすめだ。我が家は外出時、または寝ているときに動作させるようにしている。
不在時にロボット掃除機に掃除を頑張ってもらうことで、戻ってきたときに床の綺麗さに感動するはずだ。是非試してもらいたい。