日米野球で日本人メジャーリーガーが登板するのは、前田健太が8人目。かつての本拠地で投げるのは
前田健太(ロサンゼルス・ドジャース)が、日米野球の第4戦に登板する。これまでに、メジャーリーガーとして日米野球で投げた日本人投手は7人。前田は、2014年の岩隈久志と和田毅以来となる。
前田が先発マウンドに立つのは、Mazda Zoom-Zoomスタジアム広島だ。そこで、広島東洋カープ時代のチームメイト、大瀬良大地と投げ合う。過去に先発した4人、野茂英雄、大家友和、石井一久、岩隈のいずれも、かつて本拠地とした球場ではなかった。リリーフ登板した投手を含めても、日本プロ野球時代の本拠地で投げたのは1人だけ。2004年の第7戦にナゴヤドームで登板した、大塚晶則しかいない。この前年に、大塚は中日ドラゴンズでプレーした。
また、かつてのチームメイトと、互いに先発投手として投げ合うのは、前田が初めてだ。ちなみに、2014年の第1戦は、前田とマット・シューメイカー(ロサンゼルス・エンジェルス)がそれぞれ先発した。彼らはチームメイトになっていないが、シューメイカーは第5戦にも先発し、現在のチームメイトである大谷翔平と投げ合った。
日本人メジャーリーガーの被本塁打は2本。2002年の第3戦に大家、2014年の第2戦に和田がホームランを打たれた。打ったのは、中村紀洋と松田宣浩。和田と松田の2人は、その前後とも、福岡ソフトバンクホークスでチームメイトとして過ごしている。