英語が苦手な人へ。翻訳者が教える「学ぶと英語が楽しくなる2つのこと」文法&発音
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回は「学ぶと英語の勉強が楽しくなる2つのこと」をご紹介します。この「2つのこと」というのは、
- 基本的な文章の作り方
- Rの発音
です。
私自身も、この「2つのこと」を学んで、英語の勉強を楽しめるようになりました。
今回の記事は、
「英語が嫌い」
「英語に興味があるけど、どこから手を付けて良いか分からない」
そんな人に向けた記事です。
学ぶと英語が楽しくなる2つのこと:その1「文法」
まずは、基本的な文章の作り方について見ていきます。
ここでは、「私はピザを食べた」のような「誰が何をどうした」を伝える文章の作り方について解説します。
日本語では【私は⇒ピザを⇒食べた】のように【誰が⇒何を⇒どうした】の順番で情報を伝えていきますが、英語ではこれが【誰が⇒どうした⇒何を】の順番になります。
日本語:誰が⇒何を⇒どうした
英語:誰が⇒どうした⇒何を
例えば、
I ate pizza.(私はピザを食べた)
「誰が」の部分に入る言葉を「主語」と言います。「主語」に使うことができるのは「名詞」だけです。
「何を」の部分に入る言葉を「目的語」と言います。「目的語」に使うことができるのは「名詞」だけです。
そして、「どうした」の部分に使うことができるのは「動詞」だけです。
※ 名詞とは、人や動物や物や事の「名前」を表す言葉を言います。
I ate pizza.(私はピザを食べた)
I =名詞(意味:私)
eat =動詞(意味:食べる)※ ate は eat の過去形
pizza =名詞(意味:ピザ)
I did yoga.(私はヨガをした)
I =名詞(意味:私)
do =動詞(意味:する)※ did は do の過去形
yoga =名詞(意味:ヨガ)
学ぶと英語の勉強が楽しくなる2つのこと:その2「Rの発音」
続いては「発音」です。英語をうまく発音できるようになると自信もつきますし、私は英語をより楽しめるようになりました。
また、発音を向上させることはリスニング力の向上にもつながります。
ここでは、私がどのようにしてRの発音を習得したかご紹介します。私は、ネイティブの発音をまねることでRの発音を習得しました。
Rの発音の習得法
まずは、Rの発音をするときに意識すべき2つのポイントを押さえておきましょう。
- 口の形を日本語の「ウ」を発音するときの形にする
- 舌を上あごに付けない
この2つを頭に入れた上で、ネイティブの発音をまねます。
下記は Collins Dictionary のYouTube動画へのリンクです。音とともに、口の動きにも注目して、まねてみましょう。
いかがでしたでしょうか?うまく発音できましたでしょうか?
発音を向上させることはリスニング力の向上にもつながります。リスニング力を伸ばす方法は2つあって、それは語彙を増やすことと、発音を向上させることです。
学ぶと英語の勉強が楽しくなる2つのこと:その3「まとめ」
いかがでしたでしょうか?今回は「学ぶと英語の勉強が楽しくなる2つのこと」をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英文法の勉強法】英語で文章を作るための2つのルール(初心者向け)』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものも含めて、英語でよく使われる2つの文章パターンについて解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英語のRの発音】1分でできる巻き舌の習得法』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介した内容が中心ですが、Rの発音の習得法について、より詳しく解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
私は今は英語の勉強が大好きですが、英語の勉強を始めたばかりの頃は分からないことだらけで、英語が嫌いだった時期もあります。
英語を学ぶ中で、少しずつ英語について分かることが増えていって、「嫌い」が「好き」になっていった、という感じです。
今回ご紹介した内容が、英語が好きになるきっかけになったらいいなと思います。
お読みいただきありがとうございました!