2024年4月20日（土）、神戸市北区の北鈴蘭台に、複合型コミュニティー施設「KITASUZU HAUS（キタスズハウス）」がオープンしました。施設にはクリニックなどもありますが、核店舗は「マザームーンカフェ×ファームサーカス北鈴蘭台店」。オープン当日の模様を最速レポート！

「KITASUZU HAUS（キタスズハウス）」の場所は、神戸電鉄北鈴蘭台駅から歩いて約7分。コープ沿いの道を上ってすぐのところです。

「KITASUZU HAUS（キタスズハウス）」は、「食と健康とコミュニティのパブリックハウス」がコンセプト。北鈴エリアをより魅力的なまちにしていくために、人々が気軽に集まるイギリスのパブ（Public House / パブリックハウス）のような存在にという思いで設けられました。

1階には、神戸で生まれた人気のカフェ「マザームーンカフェ」と「道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」にある『地産地消』がコンセプトの施設「ファームサーカス」とのコラボレーションから生まれた「マザームーンカフェ×ファームサーカス北鈴蘭台店」があります。

店舗の前には、キッチンガーデンが。

店内には、地元の農家さんが毎日届けてくれる採れたての食材がずらり。

これは神戸大沢（おおぞ）町でしか栽培されていない幻のいちご「神戸ルージュ」です。

神戸市北区産のコシヒカリ、キヌヒカリ、ヒノヒカリも。神戸産のお米ってなかなか普通のスーパーでは見かけることはないですが、どんなのか一度味わってみるのもいいかも。

これも神戸市北区産のお米で作られた北神みそ。「FARM CIRCUS（ファームサーカス）」でも売られている人気商品ですが北鈴蘭台でも買えるのは嬉しいですね。地元の女性会が手造りしているお味噌です。食品添加物は一切使用されていません。

お店の前の広場でも、ファーマーズマーケットをはじめとした地域イベントの開催が予定されており、4月20日のオープンに先立ち、4月6日にはプレオープンイベントが開催され、多くの人で賑わっていました。

また、「KITASUZU HAUS（キタスズハウス）」の2階には、地域住民の健康を支える3つのクリニック(別棟に薬局)が誕生します。

建物の奥にも広場があり、ペット同伴専用の入口が設けられています。

そう、こちらのお店は、愛犬と一緒に入店可能なのです。

店内には、わんちゃん、ネコちゃん向けのおやつも売られています。

「マザームーンカフェ」は、アメリカL.Aのカフェレストランにインスパイアされた「Farm to Table〜農園から食卓へ」がコンセプトのお店ですが、「FARM CIRCUS（ファームサーカス）」とコラボした「マザームーンカフェ×ファームサーカス北鈴蘭台店」は、そのコンセプトがより明確に。

地元産の食材を使ったお惣菜や季節のお料理も積極的に取り入れた和と洋が楽しめるお料理を提供。店内には、ファームビュッフェがあり、ランチを注文すると地元産の様々な野菜を思う存分味わうことができます。

店内はウッディで開放的な空間。広々として心地いいです。

この奥がわんちゃん同伴可能のインナーテラスになっています。

雑誌なども置かれていて、ゆったり過ごせます。

筆者が注文したのは、よくテレビで取り上げられている淡路島の製麺所「淡路麺業」のパスタ麺を使った「レモンと大葉の明太子バター醤油フェットチーネ」。神戸の池本醤油と須磨海苔も使用されています。

メインディッシュ、パスタは2000円前後とややお高めですが、これに野菜のブッフェが付いていて、野菜やお惣菜が食べ放題なので、それ考えるとお得かも。ご飯とカレーもありましたよ。

なお、フードメニューについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。併せてお読みください。動画もありますよ！

【神戸市北区】淡路麺業生パスタ麺と地元産新鮮野菜が美味しい「マザームーンカフェ×ファームサーカス」

複合型コミュニティー施設「KITASUZU HAUS（キタスズハウス）」は、地元愛が育まれるランドマークづくりを目指した施設ですが、その核店舗「マザームーンカフェ×ファームサーカス北鈴蘭台店」は、地元客だけでなく、遠くからわざわざ訪れたいと思わせてくれる魅力的なお店です。

特に「淡路麺業」のもちもちパスタ麺がいただけるのは嬉しいですね。これだけでも北鈴蘭台まで足を伸ばす価値アリ！ですよ。

なお、オープン直後は支払いは現金のみとなります。各種電子マネー等は25日から使えるようになるとのことでした。

オープン直後はいっぱいで待ち時間も長くなるのかなと心配していましたが、筆者が訪れた4月20日（土）13時半頃は5人待ちで、10分も待てば入店できました。