5つのサウナと3つの水風呂で24 時間営業!赤坂にオープンした「サウナ東京」がレベチでした
サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。
今回は今年の4月にグランドオープンした港区赤坂の「サウナ東京」へ行ってきました。赤坂界隈は昨年からインパクトのある新サウナが立て続けにオープンしています。
サウナ東京。愛称は「サ東」なんでしょうか。「草冠に東」のような架空の漢字のロゴマークも(サウナーなら)一度見たら忘れられません。結論を先に言うと、その名に違わぬ、東京を代表するサウナ施設がまた一つ爆誕してしまったようです。このサウナ東京の最大の推しポイントは、5種類のサウナと3つの温度設定の水風呂、になるでしょうか。今回は3時間のコースで一通り入ってみたので順番に見ていきたいと思います。
平日の 11 時、開店と同時に入店。私含めて5、6人が並んでおりました。靴箱の鍵が IC 式で、館内の支払いは全てこの IC 鍵を使用、退館時に一括精算するシステムです。時間区分は1時間・3時間・6時間の料金コースに分かれており、区切りの時間を過ぎれば自動的に加算されます。
1階がフロントと脱衣所に浴室、1階の浴室内の階段を上がった2階にサウナと休憩室、1階の脱衣所から降りた地下1階にお食事処と喫煙室があります。
館内も浴室も黒とグレーを基調にした和テイストなデザイン。地下一階のレストラン「サウナ飯東京」にはなんとまあ、小川が流れていて桜の木が・・。思わずお上りさんには「さすが港区!」となるシックでゴージャスな雰囲気です。。
大小のタオルを受け取り脱衣所へ入ると、足裏に伝わる畳の感触がいい感じ。。1階の浴室へ入ると黒基調の薄暗い雰囲気。こちらにはシャワーとカラン、大きな炭酸泉の浴槽があります。帰り際、リンスする時にようやく気付いたのですが、カランのシャワーヘッドは強・中・弱・ミストの4段階に切り替え可能なもの。
炭酸泉の前には巨大スクリーンのテレビあり。炭酸泉は 37 度でいい感じのぬるさ。こちらは最後にとっておいて、2階のサウナエリアに上がります。広い!各サウナの配置の確認で迷子になりそうになりました(笑。奥側、この2階の半分近くの面積が休憩エリアになっているようで、リクライニングチェアがずらりと並んでいるのが見えます。屋外からの明かりはこの休憩室の奥の障子窓からのみのようです。
ともかくサウナ5つと水風呂3つに冷気浴室、組み合わせパターンと動線は無限大でしょう・・一人一枚のサウナマットを手に、まずは最奥にあった「昭和遠赤」サウナの扉を開ける。そのまんま、ガス式遠赤外線ストーブのいわゆる昭和ストロングスタイルのバチバチなドライサウナでした。今回は1、2分ほど中を確認したのみでしたが、正直、この「昭和遠赤」がいちばん馴染みと親しみのあるサ室で落ち着くかもです(笑。
次はその隣の部屋、「戸棚蒸風呂」。スチームサウナなんだけれど、浴槽付きで皆さん半身浴で入ってました。江戸時代に流行したタイプのサウナなんだそう。これは他所ではあまり目にする事のない珍しいタイプのサウナではないでしょうか。そして気持ちいい。5種類のサウナ中、いちばん長居できそうなサウナかもです。
3つ目は筆者の好きなタイプ、「手酌蒸気」。フィンランド式のケロサウナ。ケロ木材の香りがいいです。セルフロウリュは砂時計が一周したら5杯(多め)までとの事、湿度がかなり高くアチアチで下段席で5分も居られなかったかと思います(柄杓が熱くて掴めなかった)(笑。
ここで1回目の水風呂。3種類並んだ水風呂は 15 度の「冷」・20 度の「涼」・12 度の「凍」(水温はその日のおおよその温度表示と筆者の体感)。最も冷たい「凍」は 10 度を切るシングル(グルシン)と聞いていましたが、表示は 12 度前後でした。個人的におすすめの入り方は、いちばん冷たい「凍」で凍りきってから約2倍の水温でバイブラ付きの「涼」へ、という入り方でしょうか。
続いて4つ目のサウナ、「瞑想」へ。これも目玉サウナですね。ストーブ格納式のボナサウナです。薄暗い。木製のリクライニングチェアが横一線に5つか6つ並んでいます。各席はパーテーションで完全に区切られていて半個室状態。それぞれの席の横にシャワーホース付き。薄暗さと鳥の囀りの BGM が「ウルトラリラックス気分」です。。こちらは最後にももう一度入りました。
最後の5つ目のサウナは「蒸気乱舞」。この「サウナ東京」のメインサウナ。かなりの広さ。約 40 人が着席可能で都内最大級だそうです。
中央に巨大な METOS 製 iki ストーブ。ストーブの上に鉄瓶が吊るされてます。オートロウリュタイムには当たりませんでしたが、これで注水するのでしょうか?この「蒸気乱舞」では昼の 12 時から夜の 23 時の間、1時間おきにスタッフロウリュとオートロウリュが交互に実施されています。これはド定番のサウナですね・・12 分計を1周入りました。
最後の水風呂の後、奥の休憩室でチルアウト。30 席以上のリクライニングに畳の寝転び処。天井にはシーリングファンが 10 基ほど回っていて、微風より少し強めの風を送っています。筆者にはこれが少し寒く、サウナエリアのあちこちにも設置されているととのい椅子の一つで休みました。
それと面食らったのが、この休憩エリアの一角にバーみたいなカウンターがあった事ですね。500 円でデトックスウォーターやポカリスエットが飲み放題のようで、多くのお客がこちらを利用してる感じです。サウナから出るたびにグラスでスイスイ飲んでました(浴室・サウナエリアへの自前の飲み物の持ち込みは禁止)。横の給水器の水を飲んでたのは私だけだったような(笑。。
ちなみに2階のサウナ・休憩エリアは「完全黙浴」との事、そこそこ混んできたにも関わらず、始終静かで落ち着いた大人な雰囲気でした。
約2時間で4セットのサ活を終えると地下の「サ飯東京」でサ飯にしました。入館時に頂いたオープン記念の無料ドリンクチケットでは「和ロンケロ」というドリンクをチョイス。これは何かと訊いてみると、ジンベースのグレープフルーツサワーでした。
「ピリ辛冷やし坦々麺」にしました。食べ終えた後から追ってくる辛さ。冷たくて辛くて美味い(語彙)。クリーミーな辛味スープは後を引く旨さで、最後まで未練たらしく何度も蓮華で掬っては飲み、掬っては飲み・・が、止まりませんでした。ごちそうさまでした(^人^)
以上、港区赤坂にこの春グランドオープンした「サウナ東京」の初回レポートでした。今月8月5日の土曜日には初の「レディースデー」も開催されるそうです。女性サウナーの皆さんもぜひ一度体験を。
サウナ東京(公式サイト)
アクセス:千代田線「赤坂駅」徒歩 1 分・銀座線「赤坂見附駅」徒歩 5 分
営業時間:11:00 〜 翌 9:00(土日祝 24 時間)
定休日:無し
料金(土日祝):1 時間 1600 円(1800 円)
3 時間 2700 円(3000 円)
6 時間 3900 円(4200 円)