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【地震防災】今すぐ準備できる身近な3つの防災グッズとは?

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨災害で被災した川崎みさです。

昨夜遅くに、石川県西方沖で最大震度5弱の地震があり、いまだ小さな余震が断続的に続いています。地震のニュースを見て災害に備えたいと思うものの、以前のわたしのように何をどんな風に準備をすればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。しかし、「備える」と言っても難しく考える必要はありません。日常を送りながら、ほんの少し災害へも備える、そんな気持ちでわが家でやっている地震への備えを3つご紹介します。

1.スニーカーを出しておく

寝る前に、玄関にスニーカーを出しておくのも「備え」のひとつ。雨や夜露(よつゆ)で避難経路が濡れている場合でも、安全に避難できるように災害が不安な夜は、予め玄関にスニーカーを出しています。

2.水筒にお湯を入れておく

普段は、夜に水筒を洗って乾かしていますが、大きな地震に警戒が必要な時期は、夜の間も水筒に飲み物を入れておくのがおすすめです。もし、地震が起きて停電や断水になっても、水筒に飲み物が入っていれば1日くらいはしのげます。肌寒くなっている今の時期、「もしも」のときに、少しでも暖を取れるように、わが家では水筒に「お湯」を入れて寝ています。

3.暖かい肌着を着て寝る

夜中に地震があった際に、迅速に逃げられるようにわが家では家族全員暖かい肌着を着て寝ています。本格的な寒さの到来はまだまだ先ですが、「もしも」のときに、パジャマのまま避難することも考えると、今から暖かい肌着を着ることは、決して大げさではありません。

身近な3つの防災グッズとは?

1.スニーカーを出しておく

2.水筒にお湯を入れておく

3.暖かい肌着を着て寝る

「災害への備え」というと、なにか特別なことをしたり、専用のモノを購入するイメージもありますが、家にあるものでも「備え」はできます。「備えた」あと何もなければ翌朝、スニーカーは靴箱に戻せばいいし、水筒のお湯は朝の水分補給に使えばいいし、暖かい肌着は脱げばいいだけ。以前のわたしのように、「災害に備えたいけど、何をしたらいいか分からない」という方は、今夜玄関にスニーカーを出すだけでも、ぜひやってみてください。

最後までご一読くださりありがとうございます。

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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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