JR藤沢駅北口より徒歩3分の場所に店を構える『丼拓（どんたく）』。

昼は「博多うどん屋」、夜は「湘南パリパリ餃子の居酒屋」として営業する、二つの顔を持つお店で、名物女将の吉塚さんが温かく迎えてくれます。

2024年12月23日の記事では、お店の看板ランチ「日替わりセット（700円）」をご紹介しました。参考記事：「これでたった700円」開店と同時に次々客が訪れる駅前名店の「日替わりランチ」を食べてみた

本日は、数あるランチメニューの中から、「牛すき焼うどん（1,000円）」にフォーカスします（混雑時は相席をお願いする場合があります）。

アツアツの土鍋で提供される、同店の「牛すき焼うどん」。

博多うどんの上に、牛すき焼きと卵が乗ったボリューム満点のメニューで、冬だけでなく1年を通して人気のひと品とのこと。

グツグツ煮込めばこんな感じに様変わり。いい香り...！

麺がほとんど見えないほど、長ねぎ、春菊、玉ねぎ、しらたき、えのき、牛肉、卵など、具材が豊富に盛り付けられています。

その出汁の旨さは、甘すぎず、しょっぱすぎない、濃厚でありながらも、後に残る重たさやくどさのない、まさに黄金比。

吉塚さんが「毎日食べても飽きない味でしょ？」と話す通り、牛肉や野菜の味を邪魔せず引き立てるように計算された出汁なので、1.5人前はありそうなボリュームですが、どんどん食べ進められる味わい。出汁をたっぷり吸い込んだ麺は、もちもちとした食感で、口に運ぶたびにほっとするような幸せが広がります。

栄養バランスも抜群で、体だけでなく心もほっこり。今週末もかなり冷え込みそうですし、寒さに備えてこれ丼拓一択でどうでしょう...？(笑) 最高のご褒美ですよ。

これほど美味しい博多うどんがそろい、40年の歴史を持つ老舗『丼拓』。

ですが、「3年半前に『博多うどん』の看板を掲げたところ、お客さんがぐっと増えました。それまでは、何のお店か分からない方も多かったようです」と笑う吉塚さん（謎の老舗。笑）。

駅前という立地ながら、知る人ぞ知る“穴場感”も魅力の1つ。ご紹介した「牛すき焼うどん」をはじめ、都内なら倍の価格でも不思議ではない魅力的なメニューがそろう1軒です。※お店の最新情報は、『丼拓』公式Instagram（外部リンク）にて配信中です。ぜひチェックし足を運んでください。