【鎌倉市】鎌倉女子大学と江ノ島電鉄が子育て世代を応援「えのでん・えほんプロジェクト」 がスタート!
学校法人鎌倉女子大学と江ノ島電鉄株式会社の合同プロジェクト「えのでん・えほんプロジェクト」が2024年4月にスタートしました。
「“おやこ”でひとやすみ・“えほん”にであう・“なかま”とつながる」をコンセプトに、江ノ電を利用する子育て世代を応援するプログラムで、保育士等の資格取得を目指す鎌倉女子大学の学生が、江ノ電の駅スペースなどを活用して乳幼児向けに絵本の読み聞かせや手遊びふれあい遊びを行います。
その第1回目が4月24日(水)に極楽寺駅で開催されました。
会場は江ノ電極楽寺駅の旧駅舎
今回は、江ノ電(産業界)と鎌倉女子大学(学術界)が協力して行う産学連携企画。
「江ノ電だけで開催するのではなく、地域の皆さんと一緒になってやることで、より一層盛り上がると思います。こういった取り組みがどんどん広まっていくと、地域が賑わい、今まで江ノ電に注目していなかった方でも、身近に感じていただくことが期待できます。」と江ノ島電鉄株式会社で企画を担当されている西口様がおっしゃるとおり、地域の持続可能な発展にもつながるイベントとなっています。
学生メンバーは40人くらいでお当番制。次回は違う学生さんが違う絵本を読んでくださるそうです。参加するたびに新しい出会いもありますね。
“おやこ”でひとやすみ
0~1歳児を対象に、絵本を通じてお子さまの育ちを応援するほか、子育ての専門家による育児相談もできます。
「30分という短い時間なので、イベントに抵抗のあるお母さんも気軽に来てもらえたら嬉しいです。電車の待ち時間の10分でもいいので立ち寄ってほしいです。」と学生さん。
乳幼児を連れての外出は、子どもの生活リズムを崩さないよう、できる限り短時間で済ませたいですよね。授乳やおむつ替えできる場所をリサーチしておく必要もありますが、極楽寺駅には多目的トイレの設備があるので安心です。
“えほん”にであう
既に出会っている絵本と、今まで出会ったことのない新しい絵本に出会う。
親子で世界を広げてもらいたいという想いで、鎌倉女子大学の学生が厳選したおはなし絵本を紹介してくれます。
この日は、「だるまさんが」「くらべてみてね」のセレクトでした。
「はらぺこあおむし」は予定にありませんでしたが、お子さまからのリクエストに応えて急きょ読んでいただきました!
“なかま”とつながる
「少子化の影響もあって、地域で育児仲間と出会うことが難しく、親子が孤立化しやすい状況があります。本プロジェクトが、身近なコミュニティで、仲間とつながるきっかけになったら嬉しいです。」と、榊原准教授(鎌倉女子大学児童学部児童学科)。
親同士が交流することで、地域やコミュニティ内での社会的なつながりが深まり、子ども達もお友達を作りやすくなりますね。
子育てに関する情報交換や、育児のコツなどの経験共有をして、楽しく交流しながら息抜きするのもいいかもしれません。
街(まち)と子育て世代がつながる
いつも利用する江ノ電が交通手段としてだけではなく、私たちの生活に密接に結びついていることを改めて思い至りました。
次回は5月29日に開催予定です。
子どもにどんな本を読み聞かせたらいいの?ちょっとだけなら行ってみようかな、という方はぜひご参加ください!
*参加は先着順で5組程。完全予約制です。フォーム(外部サイト)からご予約の上でご参加ください。
*今後、毎月1回の開催が予定されています。次回以降の開催予定は、公式HP(外部サイト)をご覧ください。
*駐車場はございません。極楽寺駅までは電車をご利用ください。
*掲載時の内容です。開催内容などの変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。