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釣り人が語る秋に食べたい「本当に美味しい魚」TOP5

なるフィッシュ釣り情報メディア『釣りの知恵袋』

釣りでは魚を釣るだけでなく、釣った魚を持ち帰って食べることも釣りの楽しみの一つですよね?

誰よりも新鮮な魚を調達できるのが釣り人の特権だと思っているのですが、特に秋は多くの魚が旬を迎えて非常に美味しい季節なので、どの魚を釣ろうか迷ってしまうほど。

そこで今回は、そんな釣り歴10年を超える筆者が秋に釣って食べたい「本当に美味しい魚」を5つ紹介します!

その① サワラ

秋の美味しい魚を語るうえで絶対に外せないのがサワラ

秋のサワラはイワシなどの小魚を積極的に捕食するので、脂がのって本当に美味しいんです!

特にサワラの炙りは絶品で、口に入れた時に鼻から抜ける炙りの香りや、下の上に乗せた瞬間にトロッと溶ける脂はまさに絶品!

船からは70cmを超える大型が狙えますし、サゴシサイズがメインになるもののおかっぱりからでも狙えます。

サワラは鮮度が落ちるのが早く、本当に美味しいサワラを食べられるのはまさに釣り人の特権なので、まだ食べたことのない方にはぜひ一度釣って食べてみて欲しいです。

その② タチウオ

続いて紹介するのがタチウオです。

タチウオは船だけでなくおかっぱりからでも気軽に狙え、しかも食べても美味しいことから釣り人の間で非常に人気のある魚です。

大型の個体が釣れた時には塩焼きがオススメなのですが、小型の個体が釣れた時にオススメしたいのがタチウオのぐるぐる巻き

捌いたタチウオにチーズを大葉を一緒にぐるぐると巻き付けて串に刺し、しょうゆベースの甘辛いタレを塗りながら焼く料理なのですが、タチウオの上品な旨味にチーズのコクがプラスされて本当に美味しいです。

他にもオススメのタチウオ料理を下の記事で紹介しているので、興味がある方はこちらをご覧ください。

その③ ハゼ

3つ目の魚はハゼです。

秋のハゼは「落ちハゼ」といって、10月頃から産卵のために海に下るのですが、そのころにはハゼも大型化していて食べ応えがあります。

身も柔らかくふっくらとして、その味は高級料亭で出るキスとよく似て、唐揚げやてんぷらにするといくらでも食べられます。

比較的簡単に釣れるので、釣り初心者の方にもオススメです。

その④ サバ

4つ目の魚はサバです。

サバといえばスーパーでも売っているのでわざわざ釣らなくてもと思う方もいると思いますが、釣りたてのサバは全くの別物。

傷みやすい魚なのですが自分ですぐに下処理ができるため血なまぐささも全然ないですし、旨味もしっかり残っていて釣り人でなくても味の違いがわかると思います。

特に秋サバは脂がよく乗っていて、しめさば等で食べると脂が下の上でとろけて絶品です。

ただしサバはアニサキスやヒスタミン中毒などの食中毒を引き起こしやすい魚なので、持ち帰る時は氷のたくさん入ったクーラーに入れて、アニサキスが不安な方は加熱して食べるようにしましょう。

その⑤ カラフトマス

5つ目の魚はカラフトマスです!

カラフトマスは北海道など日本の中では限られた地域でしか釣れない魚なのでなじみがない方も多いと思いますが、サケ・マスの仲間で捌くと綺麗なオレンジ色をしています。

カラフトマスも寄生虫のリスクがあるので一度切り身を冷凍させて半生の状態で食べるルイベや、塩鮭などいろんな食べたかを楽しむことができます。

多くの方にとってなじみのない魚なのですが、鮭とは違った濃厚な旨味があり、今まで釣った魚の中でトップクラスに美味しいと思ったので興味のある方はぜひ釣って食べてみて欲しいなと思っています。

ただしカラフトマスには決められたルールがあり、どこで自由に釣れるわけではないため、釣る時には事前にルールを確認するようにしましょう。

今回は秋に食べたい「本当に美味しい魚」を5つ紹介しました!

どれもこの時期に美味しい魚ですし、釣ってすぐに適切に下処理をした魚は絶品なので、気になる方は参考にしてみてください。

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