父の日が誰より嬉しい?「ありがとう」をいっぱいもらえる、子沢山ハリウッドセレブたち
16日は、父の日。愛するわが子から感謝してもらえるこの日は、世界中のパパたちにとって特別の日曜日のはずだ。
アンジェリーナ・ジョリーとの長く辛い親権争いが一応解決した今、ブラッド・ピットも、この日は丸1日、あるいは週末ずっと、子供たちと過ごすことができるのか、気になるところである。長男マードックス君との間はまだこじれていると報道されているが、彼も、この日くらいはパパに「ありがとう」を言ってあげるだろうか。
ご存知のとおり、ピットは、元妻ジョリーと、血のつながった子とつながらない子それぞれ3人ずつ、合計6人を育ててきた子沢山パパだ。だが、この日曜日にもっとたくさん「ありがとう」を言ってもらえるはずの男性セレブは、ハリウッドに何人もいる。
中でもトップを行くのは、エディ・マーフィ。58歳の彼には10人も子供がおり、一番下はまだ生後7ヶ月の女の子だ。続いてはメル・ギブソン(63)で、9人。最初の7人は30年連れ添った元妻との間に生まれており、一番上は今年で40歳になる。8人目にあたる娘は離婚後につきあったロシア人シンガーとの子、一番下は現在の恋人との間に生まれた2歳の男の子。9人のうち7人が男の子だ。
次はクリント・イーストウッド(89)とステラン・スカルスガルド(67)の8人。ただし、イーストウッドには、もうひとり、20代前半の頃に生まれ、養子に出された不倫相手との子供がいるとされている。その女性も入れると、イーストウッドの子供たちの母親の数は6人。一方でスカルスガルドの場合は、上の6人が32年連れ添った元妻、下のふたりが2009年に再婚した相手との間に生まれた。
7人の子供がいるのは、スティーブン・スピルバーグ(72)とケビン・コスナー(64)。しかし、スピルバーグの場合、このうちふたりは再婚相手ケイト・キャプショーの連れ子だ。この7人には、ほかに、キャプショーと一緒に迎え入れた養子ひとりと、元妻エイミー・アーヴィングとの間に生まれた長男も含まれる。コスナーの子供の母親は、上の3人が元妻、4人目が離婚後につきあった女性、下の3人が現在の妻。一番下は女の子で、現在9歳だ。
その後が、ピットの6人。続いて、ジュード・ロウ(46)とアレック・ボールドウィン(61)の5人、マーク・ウォルバーグ(48)の4人。
ロウの一番上の子はモデルのアイリス・ロウで、現在18歳。母親は元妻サディ・フロストだ。一番下は今年4歳になる女の子で、当時つきあっていた女性との間に生まれた。ボールドウィンの場合は、長女で現在23歳のモデル、アイルランド・ボールドウィンが元妻キム・ベイシンガーとの間に、下の4人が2012年に結婚した現在の妻ヒラリアとの間に生まれている。一番下は1歳の男の子。ヒラリアは今年春、新たな子を妊娠したと発表したが、悲しいことに流産したそうだ。離婚歴のないウォルバーグの子供は、全員、妻との間に生まれており、上ふたりが女の子、下ふたりが男の子である。
さらに、別の意味でちょっと特別な父の日を迎える人たちがいる。ひとりは、69歳にして、今年2月、ふたり目の子供を迎え入れたリチャード・ギアだ。母親は昨年結婚した3度目の妻。2度目の妻との間に生まれた息子はもう19歳なので、家に赤ちゃんが来るのは久々のはずだが、どんな気分だろうか。また、ニコラス・ホルト(29)は昨年、初の子供が生まれたばかりで、父の日を祝ってもらえるのは、これが2回目。同様に、ジェイソン・ステイサム(51)、ベン・フォースター(38)にとっても、2度目の自分のための父の日となる。
新米パパの彼らにとっては、子供が大きくなってきて、父の日の意味をわかってくるこれからが、むしろもっと楽しみかもしれない。それでも、この日は、父であるということをあらためて実感する1日になることだろう。みなさんにとって、素敵な日になりますように。