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子供へのクリスマスプレゼントの予算、平均額は7718円(2023年公開版)

不破雷蔵グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  
クリスマスプレゼントの予算は…?(写真:イメージマート)

子供にとっては年に一度のビッグなプレゼントを得られる機会のクリスマスが間もなくやってくる。保護者はどれほどの予算を子供へのクリスマスプレゼントに対して組んでいるのだろうか。バンダイナムコが2023年11月に発表した調査「クリスマスプレゼントに関する調査」(※)の結果報告書から確認する。

次に示すのは保護者が子供に贈るクリスマスプレゼントの予算の平均金額。直近2023年では7718円となった。前年2022年の7961円と比べると243円の減額となる。

↑ クリスマスプレゼントの平均予算(円)
↑ クリスマスプレゼントの平均予算(円)

調査結果の限りでは2019年の9411円を天井に、毎年減少する傾向にある。もっとも、直近2023年が前年比で減少しているのは、平均から大きく外れた高額回答者(いわゆる外れ値)が前年と比べて少なかったのも一因としてあるようだ。試しに2万円未満の回答者のみで平均を算出すると、2022年は6394円で2023年は6621円となり、2023年は前年から227円の増となる。

前年からのクリスマスプレゼントの予算増減について、増加・減少それぞれの理由を尋ねた結果は次の通り。

↑ 子供へのクリスマスプレゼントの予算増減理由(増減それぞれ上位3位、複数回答)(2023年)
↑ 子供へのクリスマスプレゼントの予算増減理由(増減それぞれ上位3位、複数回答)(2023年)

増額した理由のトップは「年齢に応じて」。子供の年齢が上になるに連れて、欲しいものの金額も底上げされる場合が多くなり、また保護者側としても財布のひもが緩くなるというもの。次いで「リクエストされたプレゼントの金額」がついているが、これは減額理由のトップにもなっている。

増額・減額それぞれにもっともな理由が上位についているが、「リクエストされたプレゼントの金額」は景況感や保護者のお財布事情とはあまり関係がなく、子供の希望をかなえた結果として金額が増えた・減ったようである。

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※クリスマスプレゼントに関する調査

2023年11月2日から6日にかけて、3~12歳の子供のいる男女(25~59歳)のうち、子供にクリスマスプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある保護者に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は600人。子供の回答内容については保護者が子供と一緒に回答している。

(注)本文中のグラフや図表は特記事項のない限り、記述されている資料からの引用、または資料を基に筆者が作成したものです。

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(注)今記事は【ガベージニュース】に掲載した記事に一部加筆・変更をしたものです。

グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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