【カルディ】お値段37%オフ!フランス有名産地の赤ワインが納得の美味しさだった
※お酒は20歳になってから
カルディで5月14日まで37%オフの赤ワイン
24年5月はカルディのワインで多数のセールが開催されています。その中でも、今日は割引率の大きい「赤ワイン」をご紹介しましょう。
ワイン名は「マノワール・ガロ」
セール品である「マノワール・ガロ 2020」。価格は37%オフと大きくディスカウントされ、通常2,500円(税込)→1,584円(税込)と千円近く値引きがされていました。セール期間は24年5月14日までです。
毎月カルディのセールワインをチェックするようにしていますが、今回は王道産地のワインということで、実際コスパはどうなのか?含めて解説していきましょう。
産地は銘醸地、フランス・ボルドー
さて、このワイン「マノワール・ガロ 2020」はフランスのボルドー地方産。ボルドー地方と言えば、言うまでもないワインの超有名産地です。多数の名門ワイナリーを有する産地です。
ボルドーの赤ワインの作りは「しっかりしていて上品」
フランスのボルドー地方産の赤ワインの作りとしては、後味・余韻までしっかり感じられるものが多くあります。くわえて、ワインで感じる甘さやまろやかさは控えめで、引き締まった味わいに感じるものが主流。
チリやアメリカに代表される力強くボリューム感ある飲み口というよりは、上品さや、端正なイメージを持たせる作りの産地と言えるでしょう。端的に言えば渋みやほろ苦さを味わいで大事にしている傾向が強く、著名産地はありますが、ワイン初心者よりもワインを飲み慣れた方のほうがしっくりくることが多いようです。
ワイン初心者は「ブドウの品種」に注目
さて、今回の赤ワインのマノワール・ガロで見るべきポイントは「原料となるブドウ品種」です。ワインは原料となるブドウ品種で味がだいたい決まるといっても過言ではありません。ワインを飲む際に、「このブドウ品種は、こういう特徴がある」と抑えてしまえば、ワインについて一気に詳しくなることができるわけです。
メルロー種
メルロー種は、プラム(ドライプルーン)のような果実味があり、しっかり濃いワインに仕立てられることが多い品種。ものによっては緑黄色野菜のような青みのある香りを有することも。
舌に残る渋みがまろやかなのがポイントで、ワイン初心者にとって飲み口を優しく感じるのがメルロー種と言えるでしょう。
カベルネソーヴィニヨン種
世界を代表する品種の一つで、世界中で作られています。コスパ産地の「チリワイン」のメジャー品種の一つでもあるため、聞いたことがある方も多いでしょう。
カシスのような果実味があり、キリッとした飲み口になることが多くあります。特徴的なのは、後までしっかり残る渋みです。この渋み成分をタンニンと言いますが、カベルネソーヴィニヨン種はタンニン(渋み)が強く、脂の乗ったお肉などと合わせると口中をさっぱりさせてくれたりと、力強さのある品種です。
このワインは「高級感ある香り」が感じられ納得
栓を抜いた直後は、木樽の香りがしっかりと感じられ高級感があります。味わいはドライプルーンやカシスのような果実味があり、渋みは一定に感じられます。
やはりボルドーの赤ワインらしい「しっかりした」作りではありますが、渋みが強すぎないように思えるのは、メルロー種による影響と思われます。
メルロー種を主体にカベルネソーヴィニヨン種のアクセントが感じられるバランス型のワインで、ワインを飲み慣れた方におすすめ。お料理は、少し脂の乗ったお肉やチーズなどが合いそうです。
栓を抜いた初日が美味しい!2日目は…
ワインは不思議な飲み物で、栓(コルク)を抜いて時間によって味わいが変容していきます。抜栓直後はいまひとつだったものの、再度栓をして翌日飲むと美味しかった!というのは良くある話です(保管は冷蔵庫等でOKです)
一方でこちらのマノワール・ガロは筆者の感想では「栓を抜いた直後が、とてもおいしい」と感じます。木樽の香りがしっかりと残っており、2~3日目は全体的に香りの複雑さが落ち着いてしまう印象でした。ぜひ開栓直後にお楽しみいただくのが良いでしょう。
セール品だが納得感あり!いまのうちに
カルディのコスパ赤ワインと言えば
・バランス バレルセレクション シラーズピノタージュ(黒ラベルのもの)
・モンテス アルファ カベルネソーヴィニヨン
などがありますが、このワインもセール期間中の1,500円台という価格であれば大変に納得感のある味わいです。ぜひ5/14までのセール期間中にお楽しみください。