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【名古屋駅】天むすに鶏めし、幕内まで!これを選んだら間違いない。名古屋を代表する「名駅弁」10選

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

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名古屋にお越しになる方も、名古屋から遠方へ足を運ぶときも重宝する駅弁。まさに名古屋駅はクオリティの高い駅弁の宝庫です。

しかし、いざ売店でどれにしようか?と選んでいると、あまりのバリエーションの多さについつい悩んでしまうもの。

そこで今回は地元ライターの筆者が、名古屋ならではのおすすめ駅弁を一挙ご紹介!お手軽なものから幕の内、ユニークな駅弁まで"名駅弁(名物×名古屋駅弁)"を10つまとめてみたいと思います。

JR東海リテイリング・プラス「天むす」

コストパフォーマンスの高い駅弁を揃える「JR東海リテイリング・プラス」さん。おすすめは定番の「天むす」です。5個の天むすときゃぶらぎ(甘く煮たふき)のみの駅弁というシンプルな内容となっています。

天むすは一個が大きいこともあり、お米が主役な印象。そこに加わる海老天がプリプリとして食べ応えがあります。塩加減もちょうど良いです!天むすに欠かせないきゃぶらぎも添えており、良いアクセントになっています。

これほど高いクオリティでありながら、リーズナブルな価格も人気の理由。おやつ感覚で手に購入できるほどお手軽な駅弁です。

名古屋だるま「えびめし天むす」

名古屋駅弁の老舗・名古屋だるまさんが手がける「だるまの海老めし天むす」。最大の特徴は、天むすのお米が"海老めし"だという点です。

海老せんべいが混ぜ込まれていることで、独特な香ばしさや海老の風味が加わります。外はふわふわで中はプリッとした海老と、海老せんべいの風味豊かなご飯が相まって、食べる手が止まらない美味しさ

また塩加減も絶妙で、海苔の香りもそんな天むすを良い塩梅でまとめてくれます。一見シンプルな天むすに、独自のアレンジを盛り込んだ個性派天むす駅弁です。

名古屋だるま「ひつまぶし巻き」

なかなか手を出せないひつまぶしですが、駅弁としてリーズナブルにいただくことができます。それが名古屋だるまさんの「ひつまぶし巻き」です。

箱の中にはビニールで包装された太巻き。味のしみたご飯に、うなぎがしっかりと巻かれています。一口いただくと、甘いタレと、上質で香ばしいうなぎの旨み。モチモチとしたうるち米の食感が良いです。海苔の風味のアクセントも◎

こってりと重厚感が感じられますが、重すぎるということはなく、電車の中でサクッといただけます。6切れ入っており、量も十分!時間はないけれど、名古屋の名物を味わいたいという方におすすめです。

車窓食堂「東海道新幹線弁当」

JR東海リテイリング・プラスさんが手がける「車窓食堂」。圧倒的なコストパフォーマンスを誇る駅弁が数多くラインナップされています。中でもイチオシが「東海道新幹線弁当」です。その名の通り、東海道沿線の味覚が詰まっています。

東京江戸前定番の味「深川めし」「穴子蒲焼」に始まって、静岡の「黒はんぺん」、名古屋ご当地食材「みそかつ」「えびふらい」などのお惣菜が並びます。バリエーション豊富ながら、税込1,150円という良心的な価格もすごいですね。

魚介の旨味が染みたご飯に、風味豊かな海苔が香る「深川めし」。魚の旨みが凝縮された「黒はんぺん」。お弁当の満足度を高めてくれる「味噌カツ」「エビフライ」など。圧倒的な品数の駅弁をリーズナブルにいただけることに感動です。

車窓食堂「品川名物 貝づくし」

品川名物として始まった駅弁「品川名物 貝づくし」。今は車窓食堂の名前を冠しており、名古屋駅の売店でも購入できます。魅力は、ハマグリ、アサリ、イタヤガイ、シジミ、ホタテガイと5種類の貝をひとつの駅弁で味わえることです。

まさに貝尽くしという豪華な内容。開けると同時に、鼻に押し寄せる貝の風味もたまりません...!! そんなお弁当ですが、ボリュームだけでなく、お弁当に見られる工夫も◎。食べ飽きないように貝ごとに味付けが変えられているのです。

アサリは生姜、シジミは山椒を加えて煮ているほか、ホタテガイは醤油ベースのタレに漬け込んで焼かれています。ハマグリとイタヤガイは王道の醤油味です。貝ごとにほのかに風味の変化もあって、ご飯がどんどん進んでいきますよ

松浦商店「天下とり御飯」

昭和7年に「親子めし」として発売して以来、幾重にもわたるリニューアルを重ね、現在、名古屋を代表する駅弁の一つになっているのが松浦商店さんの「天下とり御飯」。創業当時からの伝統的な製法で作った鶏・玉子そぼろが敷き詰められたご飯を中心としたお弁当です。

松浦商店伝統の大釜で仕上げた鶏そぼろは味わい深く、伝統の粉雪製法で仕上げた玉子そぼろは、ほろほろとした味わい。卵の濃厚さも鶏出汁の美味しさも生きています。

また他にも、チキンカツ、鶏肉の磯辺揚げ、照り焼きつくね、鶏肉の照り焼きなど、老舗お弁当屋さんらしい、一つひとつ技の光るお惣菜が勢揃い。どれも懐かしく落ち着く味わいで満足度が高いですよ。

名古屋だるま「純系名古屋コーチン鶏めし」

名古屋コーチンをふんだんに使った「純系名古屋コーチンとりめし」。名古屋コーチンの鶏めしに、鶏肉団子、ささみの味噌漬け、鶏の照り焼きの三品が添えられています。純系という名前の通り、使用している鶏は100%名古屋コーチンです。(肉団子は名古屋コーチンの合い挽きです)

さすが"名古屋コーチン弁当の最高峰"と言われる内容ですね。照り焼きはプリッとした食感と鶏らしい旨味。肉団子は名古屋コーチンの濃厚さも感じられる肉々しい味わい。味噌煮は沁みた味が鶏本来の美味しさを高めてくれます。

下に敷かれている炊き込みご飯も、鶏出汁の風味豊か。名古屋コーチンの様々な表情が駅弁の中に見事に散りばめられていますよ。添えられた守口漬けなど、こだわり抜かれたご当地らしさも◎

矢場とん「わらじとんかつ弁当」

味噌カツをお腹いっぱいいただきたいという方には、矢場とんさんが手がける「わらじとんかつ弁当」がオススメです。内容はいたってシンプル。どどーんと2枚のとんかつに、レンコンとしぐれ煮、ご飯、漬物となっています。

一口いただけばお肉は柔らかく、脂身と程よいバランス。お肉の旨みを感じられ、こってりとした衣に甘辛い味噌と香ばしいゴマをまとい、"これぞ矢場とん!"という美味しさです。お弁当でも本家のクオリティがしっかりと現れています。

味噌だれはたっぷりと入っているので、すくうようにたっぷりと表面につけ、カツを一口でいただけば至福のひととき。お肉はあえて端を残しておくと、一番脂身のある美味しい箇所を最後にいただけますよ。

賛否両論「とり将弁当」

笠原正弘シェフが手掛ける「賛否両論」さん。東京と名古屋に2店舗を構える、予約困難な日本料理店です。笠原シェフのご実家は焼き鳥屋さん。「とり将弁当」は、そんな賛否両論の原点にインスピレーションを受けたお弁当となっています。

内容は、鶏照焼や鶏つくね焼を中心として、様々なおばんざいがご飯の上に盛られています。最大の特徴はダブルご飯ということ。焼き鳥丼とそぼろ丼に分かれています。肉厚で味の濃い鶏照焼をいただきながら、そぼろやおばんざいであっさりと。ご飯のおともにも強弱があって良いですね。

大豆入りひじき煮や豆入りおからサラダ、そして菜っぱの漬物。ひとつひとついただくのも良いのですが、全て一緒にして混ぜご飯のようにいただくのがおすすめです。

名古屋だるま「名古屋行き最終列車弁当」

名古屋に来たからには、名古屋めしを全て押さえたい!という欲張りな方にオススメしたいのが「名古屋行き最終列車弁当」です。名古屋だるまと、ロケ弁当にはうるさいメ~テレのドラマスタッフが吟味を重ねて完成した駅弁となっています。

味噌カツ・エビフライ・どて煮・手羽先・ひつまぶし・とりめし・天むす・きしめん・みそたまという9種類の名古屋めし。まさに名古屋めしオールスターズ!開けた瞬間に真茶色で驚きました(笑)

味が染みてジューシーで、軟骨部分まで食べられる本格手羽先。濃厚な味わいのどて煮。ふわふわのうなぎを楽しめるひつまぶし。柔らかい衣に包まれ、えびの美味しさと塩気がたまらない天むすなど。一品一品がしっかりと名古屋めしになっており、高い完成度。抜群のコストパフォーマンスも誇っており、名古屋めしを堪能したい方にはダントツのイチオシです!

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愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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