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理想のカウンセラー像、セラピスト像、違い。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。


この記事を、幾人のカウンセラーやコーチ、その他セラピストの皆さんが読んでいるか、わかりませんが、あなたは、もしもあなたがクライアントだったとしたら、
数あるカウンセラー(セラピスト)の中から、自分自身であるあなたを選びますか?

カウンセラーとセラピストの違い

カウンセラーは、受動的であることが多いです。話を聴くのがメインです。
セラピストは、能動的であることが多いです。セラピーをするのがメインです。

カウンセラーは、答えを与えるのではなく、話を聴きながら、気付きを促すことが多いです。セラピストは、心身に働きかけることで、クライアントの自己治癒力を促すことが多いです。

よって、話を聴いてもらいたい人はカウンセラーの所へ、
    何かをして欲しい人はセラピストの所へ行くと良いでしょう。

上記を間違えると、不満を覚えます。このあたりは、十分に気をつけたいところです。

カウンセラーは、誰にでも出来る「話を聞く」という行為を、誰よりも上手に出来る人です。セラピストは、誰にでも出来るわけではない「セラピー」という行為を、施してくれる人です。

あなたは、
無資格のカウンセラーを選びますか?
自分の人生経験から物申す人を、カウンセラーとして選びますか?
数ヶ月もしくは数百時間しか学んでない人を、カウンセラーとして選びますか?
本業の片手間でカウンセリングをやっている人を、カウンセラーとして選びますか?

いかがですか?

私なら、私というカウンセラーを選びます。
1.どこまでも、しっかり話を聴いてくれて、
2.求めれば、適確なアドバイスをしてくれて、
3.時には、意見を言ってくれて、
4.求めれば、自己開示してくれる、
そんな竹内成彦というカウンセラーを選ぶと思います。

カウンセラーとしての私(竹内成彦)もモットー(信念・行動指針)は、
クライアントが、話したいことを、話したいように、話したいだけ、自由に話させることです。そして、クライアントの話をしっかり承認することです。さらに、カウンセラーとしてだけではなく、ひとりの人間としての顔も見せることです。

上記の目的は、
1.クライアントの自己重要感を高めること。
2.クライアントに、私(竹内成彦)とつながっている感を持ってもらうこと。
3.何かしら、クライアント自身に、行動変容できるような気付きを得てもらうこと。
です。

私は、私(竹内成彦)というカウンセラーを見つけたら、まずは、毎週通います。
毎週通って、「私が、いつどこで生まれて、どのように育てられ、何を考え、何をしたか?」つぶさに話すと思います。

何故なら、
キャラ診断で末っ子タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ4)と判定される私にとって、正しい理解・深い理解は、愛そのものだからです。

自分のことを、深く正しく理解してくれて、心から応援してくれる人が、世の中に一人でもいるという大きな事実は、きっと私の生きる勇気につながると思います。

毎週通って、自分の今までの人生を一通り話し終えたら、次からは、毎月通うと思います。

「今月、何があったか?
 どんな哀しいこと・悔しいこと・辛いことがあり、どんな嬉しいことがあったか?」

それを、自分に最大限に関心を寄せ、聴いてくれる人がいたら、
私は1ヶ月という日々を、前向きに頑張れると思います。
全力で駆け抜けることが出来ると思います。

だから私は、毎月、カウンセリングルームに通います。

私(竹内成彦)は、「私というカウンセラーが、理想のカウンセラー像に該当するか?」は、わかりませんが、私は、私(竹内成彦)というカウンセラーがいたら、間違いなく、生涯、通い続けることと思います。

あなたはいかがですか?
数あるカウンセリングルームの中から、
あなたというカウンセラーがいるカウンセリングルームを選びますか?

ちなみに私は、カウンセラーでもありますが、セラピストでもあります。
「良いカウンセラー、良いセラピストであり続けるためには、心身の調子を整えておくことが何よりも大切である」ということを、私は誰よりもよく知っています。


今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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