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失恋で涙の西川史子先生にモノ申す! 40代でも不倫以外の出会いはあり、交際終了はお相手男性の誠意かも

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
(ペイレスイメージズ/アフロ)

25日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)で、女医でタレントの西川史子先生(46)が「1週間前に振られた」と涙を流されたそうです。

番組では、山尾志桜里衆院議員(43)と倉持麟太郎弁護士(35)のダブル不倫を特集。倉持氏の別れた妻の手記が、週刊文春に掲載された。

この問題に、西川氏は「山尾さんを弁護するわけではないけど、40代の恋愛って厳しいんですよ」と話し出し、「たまたま昨日別れたという相手か不倫しかない」と私見を披露した。

ここで突然涙を流し「私は先週“重い”と言われて振られた。昨日タクシーで思いっきり泣いた」と告白すると、スタジオから「今は番組に出られる状態じゃないんじゃない」とフォローが入れられた。

出典:西川史子、サンジャポ生放送中に突然泣き出す「先週振られた」(スポーツ報知)

西川先生、お辛いことでしょう。

そのお気持ちに寄り添い、早く元気になっていただきたいと思います。

ただ、コメンテーターとしての西川先生の言葉には、結婚を希望する方を支援し応援する仲人として絶対に見過ごせないことが2点あるので、指摘させていただきますね。

◆指摘1 「40代の恋愛って厳しい」「たまたま昨日別れたという相手か不倫しかない」と言い切れますか?

「40代の恋愛って厳しい」「たまたま昨日別れたという相手か不倫しかない」というコメントには、違和感を感じます。

厳しいとは、困難で大変、ということです。

もし「厳しい」という言葉を口にされる根拠が、ご自身の恋愛体験だけだとしたら、西川先生にとっての専門分野(医療)外のことですので、専門家として、「厳しい」の後に言葉を付け加えさせてください。

「厳しい“方もいらっしゃいますが、そうでない方もいらっしゃいます”」と。

成婚した方に私が書いていただいているアンケートの中からほんの一部をご紹介します。

婚活して、40代で成婚された女性の、生の声(直筆)です。

皆さん、出会い方は1対1のお見合いですが、出会ってからは恋愛されています。

筆者所持アンケート(筆者撮影)
筆者所持アンケート(筆者撮影)

「結婚につながるご縁を見付けることだけでなく、結婚しようと思える、結婚できる自分になる・・・という、本当に意味のある活動。成長に導いて頂いた事に感謝しています」

婚活を始めるときに何より重要なのが、「絶対に結婚する」と決意することです。

その決意があるのと、何となく婚活スタートするのとでは、本気度が違ってきますし、ひとつひとつの出会いを丁寧に真剣に考えるようになり、成婚もしやすくなっています。

筆者所持アンケート(筆者撮影)
筆者所持アンケート(筆者撮影)

「自分と相手のタイミングが合ったようにも思えます」

婚活期間は、たった4か月。2か月目のお見合いで出会い、恋愛に進展しました。「40代の恋愛は厳しい」とは言えないですよね。

筆者所持アンケート(筆者撮影)
筆者所持アンケート(筆者撮影)

「仕事と家庭の両立を応援してくれるような方を希望していましたが、彼は仕事をこれまで頑張ってきた私を認めて理解してくれるような人だったことと、私のことを大切にしてくれそうな人だと思えた」

婚活6か月で成婚。ご自身のスタイルを変えることなく、認め合える方と出会えたのは、結婚後の生活をきちんとイメージできていたからですね。

筆者所持アンケート(筆者撮影)
筆者所持アンケート(筆者撮影)

「活動していく中で、自分がお相手に求めるものが明確になってきました。これは普通の恋愛では感情が先立ってしまいなかなかできないことなので、様々な面で成長できたと思います」

お見合いという形で複数の方と出会い、お話する中で、ご自身が結婚や結婚相手に対して本当に望むことがわかり、考え方が変化された例です。

変化した自分で本当に望む方と出会ったとき、お見合いから恋愛に発展されるカップルは、決して少なくありません。

いかがでしょう?

「たまたま昨日別れたという相手か不倫しかない」わけではなく、結婚前提の独身同士の出会いもあることがおわかりになると思います。

◆指摘2 失恋はお辛いでしょうが、お相手男性の行動は「西川さんのため」といえます

西川先生は結婚(再婚)を希望されていますよね。

それも、年内に。

西川史子、再婚宣言「今年は絶対しますよ」 ホリエモンとの再婚は否定(デイリースポーツ)

もし今年結婚されるつもりなのでしたら、西川先生には時間はあまりありません。

だから今回のことを、あえて言葉を選ばず書くと、「西川先生と結婚する気がない男性との交際が早く終わって、西川先生にとって良かった」といえるのではないでしょうか。

結婚相談所や仲人を介しての婚活ですと、交際を終了させるとき、必ず仲人経由で「交際終了」の連絡をします。

私もそうですが、多くの仲人は「交際相手と結婚しないと思ったら、できるだけ早く交際終了させましょう」と会員に指導します。

短期間で多くの方とお見合いし、いいなと思ったら短期間で何度か(何度も)会い、もしご縁がないと判断したらその交際を早く終了させることで、お互いの時間のロスが減るからです。

「交際を断るのは傷つけてしまいそうで悪い」とか、「相手が断ってくれないかな」とか、結婚に向けての意志がないのにズルズルと交際を続けるのは、お相手の時間を考えたら、とても失礼なこと。

「この人ではない」と思ったらスピーディーにお断りするのが、お相手への誠意なのです。

ですから、お相手が西川先生にお断りを伝えたことは、西川先生のためである、と考えられてはいかがでしょう。

「重い」という言葉に傷つかれたとしても、それで未練なく次に進めるのでしたら、お相手男性の誠意だったと思ってはいかがでしょう。

こういう発想の転換も、立ち直るために利用していただけたらと思います。

西川先生、思い切り泣かれた後は、ぜひ、新たな出会いに向け、パワフルに前進してくださいね。

ご希望通り、年内に結婚されますよう、エールを送らせていただきます。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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