半解凍で召し上がれ「柿こーり」の濃厚な柿と吉野葛で楽しむ、奈良県の自然の恵みが詰まったひんやり和菓子
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00509261/top_1687842242307.jpeg?exp=10800)
奈良県の中心部よりやや南に位置する五條市西吉野町に工房を構える石井物産さん。元々は茗荷や梅、野菜の漬物などの加工を生業としていた会社でしたが、1981年、干し柿などに加工されることなく廃棄されてしまう見た目にやや難のある柿に心を痛めた社長・石井氏が一念発起。
西吉野の柿をブランド化するべく、それまで培ってきた加工技術を活かし、地域の農家の方々と二人三脚で商品開発等に注力。そして2016年には、「柿の専門」という屋号が誕生し、一年中西吉野町の柿を味わえるようなお菓子を今日にいたるまで製造なさっています。
![柿こーり](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00509261/internal_1687842341217.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
さて、その中でも本日ご紹介するのは「柿こーり」。ダジャレの効いたユニークなネーミングのようですが、その味わいは本格的です。
西吉野町の特産品でもある吉野葛を使用した皮で柿を包んだひんやりとした和菓子。こちらは半解凍でいただきます。
![Lサイズの卵程の大きさです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00509261/internal_1687842356054.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
素材も非常にシンプルなのですが、これがまた尾を引く味わいなんです。
吉野葛を使用した皮は、ゼラチンとは異なるもちもちとした弾力が特徴的。ほんのりとお砂糖の味がついているのですが、葛の部分だけでも美味しくいただけます。
![涼し気な断面](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00509261/internal_1687842370972.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そして中に包まれた目の覚めるような橙色の柿がものすごく濃厚!あんぽ柿や干し柿のように水分をとばしてその甘味を凝縮させたものの甘みに近いものが、シャーベット状の食感でも充分に味わえます。
葛のほんのりとした甘味を凌駕する柿のねっとりとした甘味は、天然の餡子のよう。満足度が高いものの、自然な味わいなのでいくらでもたべられてしまいそうです。
![大ぶりな柿がごろっと](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00509261/internal_1687842384506.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ここ数年、葛を冷凍させた商品がよくみられるようになりました。しゃりしゃりとした食感はもちろん、アイスクリームやシャーベット、かき氷には無い歯ごたえも魅力的ですよね。また、乳製品などの特定原材料が使用されておりませんので、お子様からご年配の方まで安心してお召し上がりいただけるお菓子。
![冷凍状態で販売されています](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00509261/internal_1687842395076.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
半透明の葛から透ける柿の色彩に涼を感じながら、暑い日のおやつに召し上がってみてはいかがでしょうか。
こちらはyahooショッピングでも購入可能となっております。