「大和郡山といえば？」「金魚！」と答えられるほど、大和郡山は金魚の産地として有名です。大和郡山市の中心部にあるやなぎまち商店街は、町屋と昭和を感じるノスタルジックな佇まいが残る商店街。近年、空き家を利用して、新進気鋭の店舗が入り、新たな息吹を運んでます。老舗と新しいお店が入り混じった商店街を盛り上げようと、大和郡山の特産「金魚」の魅力を活かした取り組みが行われています。組合店舗に水槽を設置、約３０種類の金魚を飼育しています。やなぎまち商店街は『金魚ストリート』と新たに名付けられました。

御金魚帖

金魚を活かした取り組みのひとつとして、御金魚帖があります。

御朱印帳ならぬ御金魚帖にお店の商売をイメージしたはんこを集めていきます。15名のイラストレーターが個性豊かなはんこをデザイン。御金魚帖は、「とほん」「本家菊屋」などで、１冊５００円で販売されています。

いざ、御金魚印収集へ！

実は私、御朱印を集めています。いつも出かける時は鞄に御朱印帳を忍ばせているほどで、共通する「印を集める」という意味で興味津々です。

まずは開店10周年を迎えた町屋に溶け込む本屋さん「とほん」で御金魚帖（500円）を購入。

町屋独特のうなぎの寝床、店舗の奥に進みます。

中庭があり、金魚が飼われている手押しポンプがある水槽やタイルのシンクがあります。

１つの水槽に１品種の金魚が飼育されていて、可愛いイラストとともにわかりやすく金魚の説明がされています。

可愛い金魚鑑賞をしながら奥へ進むと、御金魚印を見つけました。

この町屋は３店舗あったので、３つの御金魚印が並んでいました。

「北谷呉服店」前のショーウィンドウには、ネコの置き物と金魚の共演。

「メガネのイシガミ」のお店の前に、「やなぎまち商店街カプセルトイ」が設置されています。

「ユミバ鳳凰堂」では、テレビでも紹介された巨大デメキンが飼育されています。

御金魚印は、お店の営業時間内に押印可能で、外に設置されているところが多いので気軽に押すことができます。お店の中に設置されていても、声をかけるとどうぞ〜！と気持ち良く御金魚印を押せます。お店の方も自店舗の御金魚印はお気に入りで、「可愛いでしょう！」とにこやかにおすすめしてくれました。

金魚カフェ「柳楽屋」前には、自販機型の水槽があります。この自販機でお酒は購入できません。

「彩食キッチンBonやなぎ店」前には、なんと！金魚改札機が設置されています。

お店のショーウィンドウには、金魚をモチーフにしたデコレーションがされていて、見てるだけでほっこりします。

こんな御金魚印がありました！

これは楽しい♪御金魚印集め

なるほど、そうきますか！とクスッと笑えるデザインの御金魚印。押してからどんなデザインかがわかる可愛い御金魚印集めは、大人も楽しめます！各店舗のオリジナルのほっこりする御金魚印はもちろんのこと、普段じっくりと見ることができない色々な品種の金魚を間近に鑑賞でき、新たな発見の数々。定休日のお店があったので、日を改めてぜひまた御金魚印を集めたいと思います。

ここでひとつアドバイス。御金魚印は全体に力が加わるようしっかりと押してください。インクが少なくなっているところもあり、きれいに押すのがなかなか難しかったです。

これから気温が上がってくるので、金魚を鑑賞するだけでも涼を感じられそうです。おまけに、後から見ても可愛い御金魚印を集められた達成感で清々しい気分になります。皆さんもぜひ、たくさんの可愛い御金魚印を集めてくださいね！私も全種類制覇目指します！