【伊勢市】「生成AIで表現が広がりました」。船江1のミタス伊勢で「デジタルアート展」25日まで
船江1丁目のミタス伊勢1階催事スぺ―スで、「デジタルアート展」が開催中です。25日まで。伊勢デジタルアートサークル(出口晃代表)の50、60代を中心にした会員14人が出展。会場には、デジタルカメラで撮影した画像をパソコンで加工した作品約30点が並びます。
「学校へパソコンが導入される時期に、教員も技量を高めようと始めました。いろいろとやってみると面白くて。会員の大半は元教員です」と話すのは事務担当の高村勝さん。
右の写真は四日市市で撮影。時間をずらして撮影した3枚を合成し、背景にコンビナートの夜景を左右反転して使用しました。自動車のライトの光跡が鮮やかで迫力があります。左の写真の一部は生成AIで作ったそうです。
右の写真は、小俣町で7月に撮影した満月。望遠鏡にカメラを付けて100枚シャッターを切り、ピントの合った画像を重ねました。こんな精細な月は初めて。感動ものです。左の写真はアンドロメダ銀河です。
「東京」をテーマにコラージュした作品。「″東京″をシリーズで撮影しています」と出口代表。左の作品は高層ビルや銅像などをコラージュして、混沌とした真夜中の東京を表現。「星は生成AIで作りました。生成AIの登場で新しい表現が広がりました」と話します。右の写真は東京駅やスカイツリーなどを大胆に切り取った作品。アートの世界の奥深さを感じます。
ほかに、枠からはみ出すコスモスや青空を夕焼けに置き換えたドクターイエローなど、各自の個性が光る作品ばかり。出口代表は「1つでも、『これ好き』『これ面白い』と感じる作品があるのでは。さまざまな手法を解説しますので、気軽にご来場を」と話します。新たな表現を駆使した作品を見に、足を運んでみませんか。
- 「デジタルアート展」
- 日時:8月22~25日 9:00~20:00(最終日17:00)
- 場所:ミタス伊勢 1階催事スぺ―ス
- 住所:伊勢市船江1-471-1
- 入場料:無料
- 駐車場:あり
- アクセス:近鉄伊勢市駅から車で6分