主婦歴20年以上のあやねぇです。一年中出番の多いたまご。特に冬はおでんなどの煮物から、ケーキや伊達巻などのイベント料理まで幅広く使いますね。割れやすく傷みやすいデリケートな食材だからこそ、保存には気をつける必要があります。今回は筆者がふだんからやらない習慣をご紹介します。

常温で保存する

スーパーに行くとラックにのせて常温で置いてあるのを見たことがありますね。これをまねして自宅で常温で保存するのはやめましょう。

たまごは温度変化が苦手。温度変化が生じると表面に結露が発生し、殻の表面にある多数の穴から中へ入り込み、品質低下を招きます。

スーパーではお客様が自宅に持ち帰るまでの間に温度変化を生じないためにあえて常温に置いています。一方で自宅の室温は空調や外気温の影響で変化が生じるために保存環境には不向きなんです。一定温度を保ち細菌の繁殖を防ぐためにも必ず冷蔵庫で保存してください。

向きを気にしない

たまごをよく見ると上下の先端の形が異なっていることに気づきませんか。丸いほうには空気が溜まっている部分があり、この空間がクッションとなり黄身が空気と触れて傷むのを防ぎます。黄身が安定する効果もあることからパックに入っているたまごは尖ったほうを下にして並べられています。

冷蔵庫で保存する際、別のケースに入れ替える場合はたまごの向きを変えずに並べましょう。

冷蔵庫のドアポケットで保存する

一日のうち何回も開閉する冷蔵庫のドア。ドアポケットにたまごを入れると取り出しやすくて便利ですが、じつはたまごにとってはその環境がとても過酷なものなのです。

ドアを開閉するたびに温度変化と振動が生じます。たまごは振動にも弱く、少しの揺れでもヒビが入る可能性があり、そこから雑菌が入りやすくなります。振動を受けにくく低温が保てる奥の方を定位置にするといいですね。

数少ないたまごの保存におすすめの100均アイテム

10個入りのたまごを買うと、残りが少なくなったら空の部分が邪魔に感じませんか。そう感じる筆者は100均のアウトドアコーナーにならんでいる「エッグケース」に移し替えて保存しています。

4個用を使っていますが、パックの半分以下のスペースで保存ができ、底が平らになっていて安定します。また、常温に戻す際もこの商品に入れて置くことで落下する心配がありません。

保存方法で鮮度がかわる！

せっかく買ったたまごも保存方法で鮮度が大きく変わってしまいます。新鮮な状態でおいしく食べるために保存の仕方を見直してみませんか。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

※商品情報は執筆当時のもので、読まれる時期によって異なる場合があります。

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