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シリア情勢とロシアの花嫁たち

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

ロシアが10月の初旬からシリアで爆撃を行っています。何のために、なぜ、この時期に爆撃を始めたのでしょうか。まず、なぜ、この時期にというタイミングの問題を考えたいと思います。その第一は、アサド政権が苦しい状況に追い込まれているからです。このままでは、アサド政権が崩壊してしまうとの懸念を、同政権を支援してきたロシアやイランは抱いたようです。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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