GWどこ行く?遠くの国内へ行くより「近場のパリ」で音楽&カヌレ!特別ランチも【神戸市】
皆さん、ゴールデンウィークはどこにお出かけしますか?遠出しないで神戸でゆっくりするなら、近場にある「パリ」に出かけてみるのはいかがでしょうか。
今年で20周年を迎えるカフェ・ド・パリ。ここには可愛いテラス席があります。オープンテラスは今ではよく見かける光景ですが、昔は神戸でオープンテラスの席があったのはここ「カフェ・ド・パリ」と、大丸のCAFFERAぐらいだったそう。
店の前を通りかかると、まるで海外に来たかのような雰囲気に包まれます。テラス席の椅子やテーブル、パラソルなどもパリの雰囲気そのままにしていて、そこでアコーディオンの生演奏をやっていたり。
外国人のスタッフ達や、オーナーのエマニュエルさん自身もスーツと帽子の素敵な姿で接客したりと、とにかくお洒落な雰囲気。だけど気取らずとてもフレンドリーな感じなんです。
「昔の北野坂は、今の3倍近くの人が来ていてとても賑わっていました。お客さんも当時はテラス席に座るのを恥ずかしがっていたのが、今となってはテラス席をめあてにやって来るようになった」と、エマニュエルさん。
「もし北野坂に、テラスがあるお店が10店舗ほどズラリと並んだら、観光客もたくさん登って来てくれるだろうね。テラスの価値をもっと分かってもらえたら嬉しい」
パリで、テラス席はなぜ好まれるのですか?という私の質問に「外で気持ちいいというのもあるけれど、パリはファッショナブルな街。みんなお洒落をしてテラス席に座って、どうぞ私を見て!という感じがある」と。それは素敵ですね、自らのアピールとはさすがパリっ子。
そしてカフェドパリはテラス席だけでなく、店内もお洒落でフランス映画を彷彿させます。この日は突然にピアノの生演奏が。音が流れ出した瞬間に空気が変化し、お客さんの顔がパアッと輝きました。
「ここはパリイズムを感じる空間だね」と、ミュージシャンのスティーブン・ミューラーさん。有名ホテルやジャズバーなどで演奏する傍ら、ここには土日や祝日などに演奏しに来ることも多いのだそう。
得意はシャンソンからジャズ、ボサノバなど。客席を歩きながらのアコーディオン演奏はとても華やかで軽快、時にはラビアンローズなどロマンティックな曲で客席をうっとりさせます。演奏にチャージがなく、サービスなのが粋ですね。
素敵な生演奏を聴きながら、軽食を楽しみます。外で降り続いている雨を、シャンパンを片手にほろ酔い気分でこの空間から眺めているのもいい。晴れでも雨でもここにいればパリ時間が流れていて、天気さえも演出のひとつに思えるほど。
以前、カフェドパリの店内で外国の人たちがパーティーを開いていて、サルサなどのダンスを楽しそうに踊っている姿を見かけました。ここでは、テラスに座るお客さんも国際色豊かです。
デザートも楽しみました。クレームブリュレは目の前でバーナーでキャラメリゼしてくれるので、香りがフワッと広がります。2種類のデザート&ドリンクの「ボルドーケーキセット」で、伝統菓子のカヌレもチョイス。
5月3日〜5日は、インフィオラータがテラス席から見られるようです(※1)。GW期間中には、ゴールデンウィーク特別ランチもあるのだとか(※2 要予約)。GWは、小さなパリで音楽と花にあふれた時間をどうぞ。
<関連記事>まるでパリの街角のカフェ!ゆったりした時間をテラス席で【神戸・Cafe de Paris】
カフェ・ド・パリ ホームページ(外部リンク)
(※2)GW特別ランチは上記ページから要予約 ↑
(※1)インフィオラータ神戸・北野坂(外部リンク)
Bistrot Cafe de Paris in Kobe
住所:兵庫県神戸市中央区山本通り1-7-21
電話: 078-241-9448
ランチ 11:30 - 15:00(L.O. 14:00)
カフェ 11:30 - 17:30
ディナー 17:30 - 21:00(L.O. 20:00)
定休日:不定休
Google マップ(外部リンク)
※取材ではカフェ・ド・パリ様の協力により、シャンパン、オードブル、ケーキセットを無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。