【横須賀市】プロレスラーアンディ選手が子ども食堂を訪問!「生きていてほしい」子ども食堂なかながや
横須賀のさまざまな情報を発信!うみちゃんです。
このマスクの男性はプロレスラーのアンディ・ウー選手です。
アンディ選手は異種業交流団体BPS横須賀のジョイントビジネス シニアノミライとHappiness Deliveryと共に児童養護施設等への訪問を通じて、子どもたちの支援を行っています。
先日、池上にある子ども食堂を訪問した様子を取材しました。
よこすかなかながや
横須賀市池上にNPO 法人よこすか なかながやがあります。
2017年に「子どもの今の心と命を守る」を理念に子ども食堂を始めました。
現在は子ども食堂のほか、フリースクールやフードパントリーなど多数の事業も行っています。
以前は築60年の長屋2軒で運営していたそうですが、日本テレビ系で放送した「24時間テレビ47」の企画にて、タレントのヒロミさんがフルリフォームを手がけました。
20人くらいが食事できる食堂や子どもたちが遊べるスペース、調理しやすい広いキッチンが作られました。
NPO 法人よこすか なかながや 代表 和田さんにお話を伺いました。
当初は、夕食のみ曜日を決めて子ども食堂を開いていましたが、現在は、ほぼ毎日、朝昼夕を提供しているとのこと。
それほど「食べることに困っている子どもたちが多い」と話します。
【あさながや】
*内容:朝ごはんとお昼のお弁当を提供
*開催日時:学校がある日の毎朝開催 午前6:30~8:00
*対 象 者:小学生・中学生・高校生
【ひるながや】
*内容:学校に行けてない子どもたちにお昼ご飯を提供
*開催日時:月・火・金 12:00〜13:00
*対 象 者:小学生・中学生・高校生
【よるながや】
*内容:夕食の提供
*開催日時:月~土 17:30~19:30
*対 象 者:小学生・中学生・高校生
アンディ選手に喜ぶ子どもたち
ヒロミさんが作ってくれた子どもたちが遊べるスペースは明るくて居心地の良い空間です。半個室のため食堂からも子どもたちの声が聞こえるため、常に様子を窺うことができます。
子どもたちはアンディ選手を見ると大喜びで、パンチをしながらはしゃいでいます。
子どもたちの無邪気な笑顔にアンディ選手やBPSのメンバーもほっこり。
色紙を持ってきた男の子はサインを書いてもらい、満面の笑みを浮かべていました。
「かっこいいアンディ選手のようになりたい」とはにかみます。
子どもたちの居場所として
なかながやには、小学生から高校生まで、さまざまな境遇の子どもたちが集まります。不登校や行き場のない子どもたちの居場所としても、この場所を開放しています。
「自分は生きていてはいけない思っている子どもたちが多い。とにかく生きていてほしい」と目に涙を浮かべて話します。
10月には、よこはま動物園ズーラシアに行きました。
インスタからも和田さんの子どもたちへの想いがひしひしと伝わってきます。
多くの子どもたちと接する日常は、嬉しいこともあれば、精神的に追い詰められることあるとのこと。
「大変ですよ。でも自分ができること全てをやってあげたい」と話します。
その深い愛情に胸が熱くなりました。
アンディ選手の乗り越え方
帰り際には、見えなくなるまで子どもたちが外に出て手を振ってくれていました。
優しい眼差しで子どもたちと遊んでいたアンディ選手は「自分が訪問することで子どもたちに元気や勇気を与えることができたら嬉しい」と話します。
アンディ選手に辛い時の乗り越え方を聞いてみました。
「闘うことですね。そのことから逃げないこと、立ち向かうこと」と力強く答えて下さいました。
その言葉の中には「辛いことがあっても闘おう。僕たちがいるから大丈夫!」という子どもたちへのあたたかいメッセージが込められているような気がしました。
ボランティアさん募集
現在、ボランティアさんを募集しています。
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