【京都市西京区】絶景の桂川を見ながら北欧テイストと和のお洒落空間で土鍋炊きおむすびやフレンチトースト
京都市の西端となる阪急松尾大社駅を降り立ち、すぐ西にある松尾橋の東詰め、桂川の沿岸にある地元で評判の人気店「むすび×カフェ オンネリネン」を2024年3月5日に訪れました。
店内に入り、今世間で人気の北欧テイストのお洒落なテーブル席に座ると大きな窓越しに桂川の絶景が観覧できます。「これはずっと見ていたくなる」と思いながら上を見上げると古民家の梁が残った天井の高い開放的な空間です。村山成美店長によると「元は蕎麦屋さんだった建物を北欧風に全面リニューアルした」のだといいます。
まずは名物の土鍋で炊いたお米のおむすびを中心として、全国から選りすぐった旬の食材を使ったおばんざいやスープのランチを注文。この日のスープランチ「野菜たっぷり和風ボルシチ」は北欧のスーパーフード「ビーツ」をメインに野菜たっぷりの出汁と味噌を加えてアレンジした逸品です。
おばんざい風小鉢が5品も付いています。明太クリームチーズのおむすびは、ひっつくかひっつかないかのような、ほこほこの食感に具材が絡んでほんとうに美味い。さすが土鍋炊き。ニンジンやひよこ豆などもたっぷり入ったボルシチも美味しくて心まであったまりそうでした! おむすびは琴引浜の塩むすびや卵黄醬油漬け、黒毛和牛しぐれなどの中から選ぶことができます。
相方はこの店で不動の1番人気という季節のフレンチトーストを注文。この日は「いちごのフレンチトースト」でした。旬のいちごの瑞々しさはもちろん、この店のフレンチトーストは、なんでこんな分厚い食パンが外はかりっと香ばしく中はふんわり柔らかく焼けるのか驚きです。オレンジピールやチョコレートソースがしみ込んで絶品としか言いようがありません。
デザートに注文した「チョコレートシフォン」は、国産の米粉を使ったオンネリネン自家製です。今回はビターなカカオ70%のグーベルチュールチョコレートを贅沢に使用し、洋酒とともに生地に練りこんだ逸品だそうで、ふっくらとしたケーキにいい香りが漂い、これまた自家製のオランジェットとマーマレードがいい仕事をしています。
スイーツに合わせてお薦めしたいのが、「香悦」という、「柳桜園茶舗」の日本茶をオンネリネンがセレクトした「かりがねほうじ茶」です。味わい深いお茶をポットでたっぷり堪能できます。「柳桜園茶舗」は、裏千家、表千家、武者小路千家の三千家御用達の日本茶専門店です。
2023年6月オープンしたばかりの同店ですが、いつも老若男女幅広い客層で賑わっています。村山店長は、「オンネリネンはフィンランド語でしあわせという意味です。京丹後のお米と島根の仁多米のブレンドを土鍋で炊き、注文が入ってから握ったり、黄身を非加熱で固める技術が難しいといわれる卵黄の醤油漬けを前日から仕込むなどスタッフみんなで努力して頑張っているので、毎日でもおむすびを食べに来てしあわせになってほしい」と語って下さいました。
「むすび×カフェ オンネリネン」(外部リンク)京都市西京区嵐山朝月町21-7 予約は公式LINEアカウント(外部リンク)からお願いいたします。