【神戸市中央区】元町商店街にある大正時代のレトロビル、今だけ外観が丸見え状態です
神戸元町商店街にある大正時代に建築されたレトロビルの側面の外観が見える状態になっています。レトロビルの隣の建物が改築のため解体されていることで通常は見えない外観を今なら見ることができます。
松尾ビルの外観が外から見られるのは今だけ
このレトロビルは松尾ビル。以前に「元町商店街に約100年前のエレベーターがある松尾ビル」の記事でも紹介した大正時代に建てられた現役のテナントビルです。
松尾ビルの隣には、旧ホテルシェレナ西館がありましたが現在は解体され跡地にはマンションが建築中です。その建築途中の一時期だけ建築現場の覆いが外れたことにより松尾ビルの外観が外からも見えるようになっています。建築現場の覆いがあった状態のときと写真で比較してみます。
上の二枚の写真を比較してもらうと外観がどれだけ見えるようになったのかがお分かりいただけると思います。すっきりと松尾ビルの外観が外から見える状態になっています。
しかし、この建築現場には今後19階のマンションが建つ予定です。建築途中のわずかな時間だけですが、レトロビルの外観が見られるチャンスが訪れています。元町商店街の西詰側に立ち寄られた際には、松尾ビルの外観をご覧ください。
古い建物を存続させることが難しい時代ですが、現存している歴史ある建物を外からだけでも見学してみてはいかがでしょうか。そして歴史的価値ある建物の今後の在り方について考えるきっかけになってくれることも期待しています。
松尾ビル
〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通6丁目5-8
アクセス 阪神電車 西元町駅西口出口から徒歩約1分