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この夏の向こうに!『Sexy Zone ~ファン感謝イベント & Show~』

杉谷伸子映画ライター

大会スペシャルナビゲーターとして開催中のFIVBワールドカップバレーボール2015を音楽の力でも盛り上げているSexy Zone。この夏は1か月にわたり開催された『Sexy Zone/A.B.C-Z Summer Paradise in TDC』でも彼らの魅力をいかんなく発揮。菊池風磨『風 is a Doll ?』/8月2日〜5日)、中島健人『Love Ken TV』/8月7日〜10日)、佐藤勝利『勝利 Summer Concert』/8月11日〜14日)の3人がそれぞれソロ公演を行ったが、3人揃っての『Sexy Zone 〜ファン感謝イベント& Show〜』(8月1日、8月15日〜21日)も8日間計11公演開催された。『Summer Paradise』の初日8月1日を飾った13時公演を取材。

トークたっぷり、ロングMC

『ファン感謝イベント& Show』と銘打っているとおり、通常のコンサートとは違い、Sexy Zoneとファンとの間で生まれるやりとりが魅力。しかも、会場はステージと客席との距離が近いTOKYO DOME CITY HALLである。

この春の『Sexy Zone Sexy Power Tour』では やりたいことが多すぎてMCの時間を作れなかったということで、3人によるトークをたっぷり繰り広げたロングMCでは、会場を訪れたファンからの質問コーナーも用意。そして、客席から選ばれた3人がメンバーの誰に目隠しされているかをあてる「Sexy目隠しゲーム」や、観客からの指示が頼りの「Sexyスイカ割り」など、開催回によって複数のバリエーションを用意したゲームコーナーなど、盛りだくさんの内容はファン感謝イベントならでは。何にでも「Sexy」とつくのもSexy Zoneならではのお楽しみだが、『ガムシャラ!サマーステーション』に出演中だったマリウス葉松島聡の話題もふんだんに交えたやりとりに、メンバーの素顔を浮かび上がらせて、ファンとの距離感もいっそう近いものにしていた。

ソロ公演がグループを大きくする

翌8月2日からは中島と菊池にとっては初めてとなるメンバーそれぞれのソロ公演を控えていたので、ソロ公演への意気込みももちろん語られたが、そのソロ公演でも各人の個性が光る世界を作り上げていた3人。メンバーがソロ公演を開催するようになり、そこに主演映画やドラマ出演など個人活動の充実が重なると、その自信と成果を持ち帰ったグループ自体の存在感も飛躍的に増すのは、彼らの先輩グループのいくつもの例が証明している。この秋は菊池がマリウスとともに人気舞台『DREAM BOYS』に出演し、来年には中島の主演映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016年2月27日公開)が控えるなど、メンバーそれぞれがフィールドを広げ続けているなか、ソロ公演とイベントでますます地力をつけたSexy Zone。彼らがこれからどんな景色をファンに見せるのか、期待が膨らむ夏だった。

【Sexy Zone Summer Paradise】8/1 セットリスト

M1.  マワレ ミラクル

M2.  スキすぎて

ゲームコーナー1(Sexy 目隠しゲーム)

M3.  シーサイド・ラブ

M4.  だって太陽は君なんだ

MC

M5.  君と…Milky way

M6.  ドシャブリ Rainy Girl

ゲームコーナー2(Sexy スイカ割り)

M7.  Cha-Cha-Cha チャンピオン

M8.  男 never give up

M9.  King & Queen & Joker

M10.  Sexy Summerに雪が降る

M11.  バイバイ Du バイ ~See you again~

M12.  Real Sexy!

M13.  Lady ダイヤモンド

M14.  Sexy Zone

M15.  君にHITOMEBORE

EN  ぶつかっちゃうよ

映画ライター

映画レビューやコラム、インタビューを中心に、『anan』『SCREEN』はじめ、女性誌・情報誌に執筆。インタビュー対象は、ふなっしーからマーティン・スコセッシまで多岐にわたる。日本映画ペンクラブ会員。

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